承継樓が金賞受賞
2025-03-14 08:13:17

古民家トランスフォーメーション「承継樓」がiFデザインアワード2025で金賞受賞

新潟県上越市にある古民家トランスフォーメーションプロジェクトの成果、「承継樓」が、iFデザインアワード2025において名誉あるゴールドアワードを受賞しました。この嬉しいニュースは、世界中から応募された11,000件の中から選ばれたもので、特に「インテリア アーキテクチャ」部門ではわずか6件の金賞受賞作の一つとして光栄の栄冠を手にしました。

このプロジェクトは、日本再生株式会社によるもので、プレミアム古民家「たいせつ古民家®」の再生に特化した「古民家トランスフォーメーション(KX)」のシンボルとなっています。「承継樓」は、独自の方法論で古民家を現代のライフスタイルに合わせるために設計され、その取り組みの一環として、地域の気候や文化に適応したデザインが評価されています。

475文字の審査員の講評によれば、古民家のリノベーションに対するアプローチは、ただ伝統を維持するだけでなく、現代的な視点とサステナビリティがしっかりと組み込まれているとのことです。用材の質や建物の細部にわたるこだわりは、その独自性を際立たせています。このような点が、「承継樓」をただの建物ではなく、体験できる空間として魅力的に仕立て上げたことでしょう。

「承継樓」の設計過程においては、協力していただいた山岸建工株式会社や有限会社丸山事業様の存在も大きいです。彼らの専門的な知識と技術が組み合わさることで、地域の自然条件にも調和したデザインが実現されました。このような地域との連携が、持続可能な未来を築くための重要な基盤となります。

また、「承継樓」は昨年、ウッドデザイン賞2024でも優れた評価を受けたことが、iFデザインアワードへの参加を誘導した要因となります。このダブル受賞の知らせは、地域の古民家文化の重要性を再認識させるものであり、さらなるブランド価値の向上を促すことでしょう。

私たちが体験できる建築とは、ただのスペースではなく、人々の記憶を形作るものです。「承継樓」は、その過程で感情を呼び起こし、人々の心を打つ要素が詰まっています。今後、「たいせつ古民家®」事業を通じて、これらの価値を広めていくことが期待されます。

そして、iFデザインアワードという国際的な舞台での受賞をきっかけに、さらに多くの人にこの古民家や地域の魅力を知ってもらうチャンスが広がります。地方創生や建築文化の発展に寄与することを目指して、今後も地域密着型の活動を進めていくことでしょう。新潟県上越市の「承継樓」は、未来へと歩むための貴重な資産となるのは間違いありません。


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