ジャパングランプリ初の受賞ボトル発表
2025年、東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)で新設された「ジャパングランプリ」は、ジャパニーズクラフトウイスキーに特化したカテゴリーです。初めての受賞ボトルが発表され、多くのウイスキー愛好家や造り手の期待が寄せられています。
新潟からの受賞ボトル
今回のジャパングランプリでは、新潟を拠点としたクラフトウイスキーも注目を浴びました。具体的には、新潟亀田の「シェリーカスクフィニッシュ」と琉歌の「NEWBORN 2024」がそれぞれ受賞しています。特に新潟亀田のボトルはその独自の製法が評価され、シングルモルト部門でも高い評価を得ました。
- - 受賞ボトル名: イチローズモルト 清里フィールドバレエ34回記念ウイスキー
容量: 700ml
度数: 52%
出品者: 萌木の村
- - 受賞ボトル名: 新潟亀田ニューボーン シェリーカスクフィニッシュ
容量: 200ml
度数: 55%
出品者: 新潟小規模蒸溜所
- - 受賞ボトル名: 琉歌 NEWBORN 2024
容量: 700ml
度数: 58%
出品者: 新里酒造
一段階進化した審査プロセス
今回のジャパングランプリでは、審査方法が大幅に進化しました。一次審査では、117アイテムの中からリモート形式での審査が行われ、その後、上位となったアイテムに対して対面審査が実施されました。この厳格なプロセスを経て、最終的に受賞ボトルが選出されました。
TWSCの今後
TWSCは今後も継続的に新しい蒸留所や製品にスポットを当てる予定で、特にニューボーンウイスキーの重要性を強調しています。新たに設立されたカテゴリーは、クラフト蒸留所の製品を通じて、消費者にJapanese Whiskyの魅力を伝える重要な役割を果たします。
また、地元新潟の蒸留所の活躍は今後も期待されており、彼らの手による新商品がどのように成長していくかが楽しみです。特に、コロナ禍で誕生した多くの蒸留所が今後の市場にどのような影響を与えるのか、その動向にも注目したいところです。
ジャパングランプリとTWSC2025のイベント
TWSC2025の授賞式は、2025年8月3日に明治記念館で開催予定です。このイベントでは、受賞メーカーやインポーターが集まり、最高金賞や特別賞などの表彰が行われる予定です。
授賞式や試飲会は日本のウイスキー文化を広める大きな機会であり、例年多くのウイスキー愛好家が参加します。特に大試飲会は予定されているボトル数が700種類を超えるため、これからのウイスキーを試す貴重なチャンスとなるでしょう。
このようなイベントを通じて、日本独自のウイスキー文化の理解が深まることを期待しています。ジャパングランプリの今後の発展とともに、新潟からも響くクラフトウイスキーの美味しさを是非、体感してみてください。