越乃寒梅とatelierるふとの特別ラベルが彩る限定パーティー「人時会」開催
新潟県にある石本酒造株式会社が誇る「越乃寒梅」。日本酒ファンにとって、この名を知らない人はいないでしょう。その美味しさから「幻の酒」と称されることもあり、淡麗辛口の代名詞として多くの人に愛され続けています。この銘酒に特別なアートが加わり、さらなる魅力を放つ機会が訪れます。就労継続支援B型のアーティスト集団「atelierるふと」の作品を用いた特別ラベルの日本酒が、ドレスアンレーヴ主催の限定パーティー「人時会」で提供されるのです。
越乃寒梅の歴史と製造哲学
越乃寒梅は、明治40年に創業した石本酒造によって生まれました。初代の蔵元、石本龍蔵は、過酷な農作業を行う人々の疲れを癒し、次の日への活力とするお酒作りを目指しました。現在、4代目となる石本龍則氏がその技術を継承し、女性である石本幸子さんが、その「奥」として蔵元を支え続けています。彼女は、職人たちの為に日々の食事やイベントを共にし、酒造りの全行程を共感するという「共に生きる」姿勢を持っています。
煌女会の活動
石本幸子さんは、地元企業の経営者や地元の先生方と連携し、10年間「煌女会」という女性の美と健康を目指した活動を展開してきました。今年からは新たに母親や子どもへの支援も行う方針にシフトし、女性の文化活動をサポートすることを目指しています。
atelierるふとのアート
「atelierるふと」は、アーティストたちの素晴らしい作品を発信する場です。多機能型事業所「hanto」における造形教室では、障がいの有無を問わず、絵を描くことや手作業を楽しむ中で、アーティストたちはそれぞれの強みを活かして作品を生み出しています。そのアートを用いた特別ラベルが、越乃寒梅として世に出ることが決まりました。
ドレスアンレーヴと「人時会」
ファッションブランドの株式会社ドレスアンレーヴは、彼らのアートに共鳴し、パーティー「人時会」で「越乃寒梅 浹」とのコラボ商品を発表することになりました。12月1日、代官山のスペースRで開催されるこのイベントでは、石本幸子さんと多機能型事業所hantoを運営する杉野三千代さんによるトークも行われる予定です。
パーティーの詳細
「人時会」は1月24日(金)に開催され、参加費は1万円で、お食事やギフトが含まれています。この催し物では、人と人との出会いを重視し、共に時を過ごすことがテーマとされています。厳選された参加者に限定的に提供される越乃寒梅の特別ラベルと、アーティストたちのアートが融合した体験は、貴重なひとときになることでしょう。
まとめ
越乃寒梅とatelierるふとのアートがタッグを組む「人時会」は、ただの日本酒の試飲イベントに留まらず、地域文化や女性の活動を支援する新しい試みです。このようなイベントに参加することで、地域のアートと文化を楽しみながら、ひとつのストーリーの一部になれる機会です。参加を希望する方は、事前予約が必要なので、ぜひ早めに申し込んでみてください。