株式会社キザシオへの進化:新潟ICT企業の新たな挑戦
新潟市に本社を構えるCEC新潟情報サービス株式会社は、2025年4月1日より社名を「株式会社キザシオ」に変更することを発表しました。この度の社名変更は、創業50周年を経て、新たなる未来への挑戦を象徴しています。新しい名前には、未来をデザインするために変化の兆しを捉えるという意志が込められており、若手社員が中心となって展開したプロジェクトであることも興味深い点です。
創業50周年を迎えた背景
CEC新潟情報サービスは、1974年に設立され、半世紀以上にわたり地域に密着してITサービスを提供してきました。この50周年は、企業がこれまで築いてきた信頼と実績を基盤とし、次の50年に向けた新たな一歩を踏み出すための大きな節目となります。
社名「キザシオ」は、ICTの進化を背景に、より柔軟に、クリエイティブに未来のニーズに応える企業を目指すという野心が反映されています。また、未来の企業を担う若者たちが共鳴できる名前にするために、若手社員が名付けの中心を担ったことも、企業の新たな風を感じさせます。
新たなブランドロゴと理念
社名変更に合わせて、ブランドロゴも刷新されました。新しいロゴは「兆し」を意味する漢字をシンボル化すると共に、感情豊かさを示す顔文字「:)」を取り入れています。これにより、先進のICTテクノロジーで社会に笑顔を広げるという願いが込められています。
ブランドカラーには、未来の兆しを表す柔らかなフューチャーグリーンと、ICT分野での確かな経験を強調するディープグリーンが採用されています。これにより、キザシオブランドの方向性が一層明確になりました。
今後の経営戦略
「株式会社キザシオ」は、今後の経営戦略として、以下の3つの主要な柱を掲げています:
1.
営業活動の高度化
2.
デジタルマーケティングによる営業活動の変革
3.
生成AI技術の活用による生産性向上
これらの取り組みにより、顧客情報を効率的に管理し、ニーズに応じた最適な提案をより迅速に提供することを目指しています。また、デジタルマーケティングを活用し、新たな市場へのアクセスを拡大することでビジネスの成長を図っています。特に生成AIについては、社内外での活用機会を広げ、慢性的な人手不足解消にも貢献していく考えです。
提供するソリューション
「キザシオ」は、企業向けの各種ITシステムやサービスも提供しています。代表的なものは、販売管理システム「NextNavinityクラウド」、倉庫管理システム「スマブツクラウド」、自治体向けの犬の登録管理システムなどです。これらは、業務効率を向上させるだけでなく、顧客のビジネスニーズにも積極的に応えています。
公式サイトでは詳しい情報が確認できますので、ぜひ訪れてみてください。
株式会社キザシオ 公式サイト
新潟のICT企業が新たなスタートを切ることによって、地域社会や企業の未来がどのように変わっていくのか、今後の動向が非常に楽しみです。