2025年4月5日(土)および6日(日)、東京銀座で開催された「日本酒試飲会」のレポートをご紹介します。このイベントは、津南醸造株式会社が新潟県の自然を活かして製造している日本酒の魅力を伝えるために企画されたものです。
津南醸造の魅力的な銘柄
津南醸造は新潟県の中魚沼郡津南町に位置し、豪雪地域で育まれた清らかな水と地元の酒米を使用して、伝統的な製法と革新を融合させた酒造りを行っています。その中でも、注目のフラッグシップモデル「GO GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEdition」は、フランスの「KURA MASTER 2024」で金賞を受賞した素晴らしい純米大吟醸酒。雪解けのようなやさしい味わいには、多くの来場者から高く評価されました。
この試飲会では、他にも人気の「GO DOLCE」や「GO VINO」、新商品「つなん 藍」など、各銘柄が並びました。特に「GO DOLCE」はデザートのような甘味と華やかさがあり、ロンドン酒チャレンジ2020で金賞を受賞しています。一方、「GO VINO」は白ワインを思わせる酸味が特徴的で、国際コンテストでも高評価を得ています。
海外のお客さまも興味津々
お花見シーズンとも重なり、試飲会には多くの観光客が足を運びました。特にオーストラリアやアメリカから訪れた参加者たちは、日本酒のユニークな味わいに興味を持ち、「初めて日本酒に関心を持った」という感想が多く聞かれました。津南醸造の製品が、海外のゲストにも魅力的に映っている様子が伺えました。
さらに、試飲と併せて行われた物販ブースでは、携帯しやすくデザイン性も優れた「GO pocket」や「GO VINO」のPinボトルが特に人気を集めました。
銀座での存在感を確立
このイベントは、銀座という国際的な舞台で新潟の酒文化を発信する貴重な機会となり、津南醸造のブランド認知につながっています。また、津南町そのものの認知度を高めることにも寄与しました。地域の魅力や技術を活かした製品を通じて、今後も国内外に情報を発信していく方針です。
今後の展望
津南醸造は、「共生する未来を醸造する(Brew for Future)」という理念のもと、酒質の向上や国際展開を継続的に推進しています。今回の試飲会を経て、より多くの人々に新潟の自然と技術を知ってもらえるよう取り組んでいきます。
新潟の日本酒を楽しむ際は、ぜひ津南醸造の製品をお試しいただき、地元の文化を味わってみてください。