津南醸造がASEAN Green Transformation Forumに参加
2025年10月1日、津南醸造株式会社の鈴木健吾代表がマレーシアのクアラルンプールで行われた「ASEAN Green Transformation (GX) Sustainability Forum 2025」に出席しました。この国際会議は、エネルギー転換やカーボンニュートラル、低炭素社会の実現に向けた議論を促す重要な場です。
フォーラムの目的と意義
このフォーラムは、ASEAN地域内での持続可能性の推進を目的とし、各国政府の関係者や国際機関、企業の代表者が集まる国際会議です。未来志向のエネルギー政策や持続可能な開発について深く議論する機会を提供し、各参加者が持ち寄る知見や経験をもとに、次世代に向けた解決策を考えていく場となっています。
日本酒を通じた地域資源の価値向上
当日のプログラムの最後には懇親会「Happy Hour Session」が開催され、鈴木代表が津南醸造の紹介と共に、こだわりの日本酒「GO GRANDCLASS 魚沼コシヒカリ Edition」を披露しました。これは新潟の豪雪地で育まれた酒の一品で、その特徴を生かした風味や品質の高さが強調されました。
鈴木代表は、この日本酒が持つ地元のテロワールの特性と、酒粕のアップサイクルを通じて実現する循環型社会への貢献について、参加者たちに熱心に語りました。その結果、多くの関心が寄せられ、津南地域の酒造りの重要性が再認識されました。
津南醸造の背景
津南醸造は、新潟県中魚沼郡津南町に本社を置く酒蔵で、日本を代表する豪雪地帯に位置しています。そこで使用される仕込み水は、標高2,000mを超える山々から湧き出た自然の水です。この絶恵の水を使い、地元産の酒米「五百万石」や「魚沼産コシヒカリ」を駆使して、自然との共生を図る酒造りが行われています。このようなスタイルで造られる日本酒は、地域性を大事にしながらも革新を追求しています。
未来への展望
加えて、津南醸造は2025年に行われる「越後流酒造技術選手権大会」で、新潟県知事賞を受賞するという成果も挙げています。これにより、地域の酒造りの技術が評価され、さらなる発展が期待されています。
津南醸造は、これからもサステナブルな視点を持ち地域資源の価値向上を図りながら、ASEAN市場における日本酒文化の発信に注力していく方針です。
まとめ
この参加は、津南醸造が国際的な舞台で地元の価値を発信する良い機会であり、今後の持続可能な発展へのステップとなるでしょう。地域の酒造りが世界でどのように評価されるのか、今後の展開が楽しみです。さらに詳しい情報は、
津南醸造の公式サイトをご覧ください。