宿泊型レストラン「Né」
2025-04-15 11:21:23

新潟県新発田市に宿泊型レストラン「Né」が2025年にオープン!

新潟県新発田市に宿泊型レストラン「Né」が2025年オープン



新潟の魅力を存分に感じることができる宿泊型レストラン「Né」が、2025年8月1日より新発田市にオープンします。この提案は、日本酒レストランとして香港で3年連続ミシュラン星を獲得した株式会社Ahead of the curveによるもので、先行予約が4月15日より開始されました。「Né」という名前は、日本語で「根」やフランス語で「生まれた」という意味を持ち、地域の自然と文化を大切にする場所となることを目指しています。

「Né」は、単なる飲食の場ではありません。文化と生命が紡ぐ循環に重きを置き、新潟の豊かな自然や人々の思いを通じて、過去から未来へと受け継がれるものを体現していきます。消費経済から一歩引き、地域に還元することが会社の理念です。「We don’t keep the surplus. We return it to the land that made it possible」との言葉のもと、この土地の恩恵に感謝し、それを未来に繋げていくことを使命としています。

料理とシェフの紹介



料理を手がけるのは、フレンチシェフの布施真氏。彼はフランスの著名な三つ星シェフアントワーヌ・ヴェスターマン氏のもとで技術を磨き、国内では「IWAI OMOTESANDO」などの総料理長を務めてきた実力派です。布施シェフは新潟の地元の食材を活かした唯一無二の料理体験を提供し、ゲストの心と身体に深い印象を残します。また「憩う ikou」をテーマにした空間でのリラックスタイムも提供し、長旅の疲れを癒す時間を大切にしています。

食材へのこだわり



「Né」の料理は、新潟の自然が育んだ新鮮な食材を活かしています。そのため、地域の農家や漁師とも連携し、本当に新潟にしかない味わいを引き出す工夫が凝らされています。そこにあるのは輸送されたものでは決して得られない、豊かさや生命の躍動です。布施シェフは、「この土地の恵みを料理で表現し、伝えていきたい」と語っており、その思いが一皿一皿に込められています。

建築と環境への配慮



「Né」の建築は、新潟県の「木」と「土」を使い、地球環境に配慮した方法で建設されています。伝統的な丸太杭を使った基礎工法や、土地で採取した土のみを使用することで、地域に根差した建物づくりを目指しています。このような取り組みは、新潟の厳しい自然環境に対する感謝とともに、地域の文化やガイドラインに従ったものです。

歴史的背景と地域貢献



オーベルジュ「Né」は、地域の歴史と文化を受け継いでいます。新発田市の旧川東村は、かつて大庄屋「本間家」が治めていました。特に、本間百在門氏は地域の発展に貢献した人物として広く知られています。「Né」は、この地に根ざし、そこに宿る歴史と物語を未来につなげることを目指しています。この地の食文化を再発見する「Niigata Re-Find」プロジェクトの一部として、restaurant「Né」も地域の人々や文化との共創を大切にし、教育や体験型プログラムを通じたさらなる地域貢献を考えています。

最後に



宿泊型レストラン「Né」は、単なる美食体験ではなく、新潟の文化と歴史を体感できる場所を提供します。ここでは「食」と「建築」の融合が、地域の恵みを全身で享受できる体験をもたらすでしょう。2025年のオープンが待ち遠しい「Né」に、ぜひ足を運んでみてください。新潟の豊かな自然と美食の旅が、あなたを待っています。


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