新潟の高専に導入されたインターンシップ効率化ツール「Kosen Intern Hub」
新潟県にある国立高等専門学校機構、長岡工業高等専門学校がインターンシップ運営を改革する新たなITツール「Kosen Intern Hub」を導入しました。本ツールは、株式会社プロッセルが開発したもので、高専におけるインターンシップの運営効率を大幅に改善することを目的としています。さらに、今後は他の高専への展開も見込まれています。
Kosen Intern Hubについて
「Kosen Intern Hub」は、学生・企業・教職員、そして高専全体の情報を一元管理します。これにより、従来手作業で行われていたインターンシップの募集情報、マッチング、履歴管理、単位認定といった業務を効率的に行うことが可能となります。このツールを導入することで、手作業による負担が軽減され、業務のスピードと正確さが向上します。
課題とその背景
高専での実践的な学びの一環として、インターンシップは重要な役割を果たしています。しかし、長岡高専では毎年、企業から600件近いインターンシップ情報が申し込まれます。それらは主にメールやFAXで届くため、担当者は多くの時間をインターンシップ運営に費やしていました。この状況は、担当者にとって大きな業務負担であり、また学生にとっても適切なインターンシップ先を見つけるのが難しいという課題も抱えていました。
プロッセルはこうした課題を解決するため、このDX支援ツール「Kosen Intern Hub」を開発しました。約1年間にわたり、教職員や学生からのフィードバックを反映させながら、実用的な運用フローを確立しました。
長岡高専のコメント
長岡高専の校長である鈴木秋弘氏は次のように述べています。「高等専門学校における教育は実践的な学びを重視しており、その核を成すのがインターンシップです。このプログラムは学生たちに社会や産業界との直接的な接点を提供する貴重な機会です。しかし、近年の情報量の増加に伴い、インターンシップの実施には多くの労力がかかっています。
「Kosen Intern Hub」は、インターンシップ情報の自動収集と学生とのマッチングをサポートするツールであり、事務作業の負担を大幅に軽減することが期待されます。また、学生が希望に合った実習先を迅速に見つけられるようになりますし、企業とのコミュニケーションの円滑化も図れることから、ペーパーレス化や手続きの効率化にも寄与します。」
プロッセルの取り組み
株式会社プロッセルは、「高専人を幸せに。そしてその周りの人へ。」というビジョンのもと、長岡高専出身のスタートアップ企業です。高専生向けのキャリアパートナー事業を多岐にわたって展開しています。新卒採用イベント「With KOSEN」の運営や、高専卒業生向けの転職エージェント「EnCycle Agent」、起業支援や教育事業も行っています。
今後も高専の学校運営の効率化を支援し、持続可能で質の高いインターンシップ運営の実現を目指してまいります。新潟県の高専がこの革新的なツールをどのように活用し、学生たちの未来をどう変えていくのか、注目が集まっています。