業務提携の背景と目的
この度、M&Aキャピタルパートナーズ株式会社(以下、MACP)と株式会社新潟日報社が業務提携を結びました。この提携は、新潟県内における事業承継や事業成長の選択肢を広げ、地域経済の活性化を目指すものです。両社は、2024年に開催される「新潟経営者フォーラム2024」において、多くの企業経営者との接点を持ってきました。そこで見えてきたのは、企業の後継者不在や経営者高齢化の深刻な問題です。
新潟県は、農業、製造業、観光など、さまざまな産業が根付いている地域です。稲作は特に盛んで、魚沼産コシヒカリなどのブランド米や、米を原材料にした製品が多く生産されています。また、燕市・三条市を中心とした金属加工業も発展し、全国的に高い評価を得ています。観光業も、四季を通じて多様な自然を楽しむことができ、地域の文化を支える重要な要素となっています。
しかし、このような地域経済を支えてきた多くの中小企業が、後継者問題や経営者の高齢化に直面しています。帝国データバンクによれば、新潟県内の企業で後継者がいない率は46.6%に達しており、これは深刻な地域経済のリスク要因です。継続的に事業承継が行われなければ、企業の廃業が進み、地域の技術やノウハウが失われてしまう危険性があります。
提携後の取り組み
そこで、MACPと新潟日報社は協力して、地域の中小企業に事業承継や成長の選択肢を提供するための取り組みを行います。これには、セミナーや情報発信が含まれています。具体的には、2023年10月4日に発表された全国新聞社との「地域共創プロジェクト」第二十弾として、新潟日報社の情報発信力を活かし、事業承継や成長戦略の情報を広める活動を進めます。
特に、企業再生や成長に関する課題を持っている企業を支援するため、MACPの豊富なアドバイザリー経験を生かし、実行可能なソリューションを提供することを目指します。
無料オンラインセミナーの開催
提携の第一弾として、2025年11月5日(水)14:00から15:00に、業務提携を記念した無料オンラインセミナーを開催します。このセミナーでは、「事業承継の選択肢としてのM&A」についての情報を提供し、新潟県内の経営者の皆様に新たな視点をもたらします。参加者は、事業承継の重要性やM&Aの具体的な選択肢について理解を深めることができます。
セミナーの詳細や申し込みは、
こちらからご覧いただけます。
会社概要
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社は、2005年に設立された企業で、東京都中央区に本社を構えています。個別の企業ニーズに合わせたM&A仲介サービスを提供し、国内外のさまざまな企業の成長をサポートしています。今後も、地域密着の支援を通じて、新潟県内の企業が持続的に発展できるよう取り組んでまいります。
【本件に関するお問い合わせ】
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
広報室 齊藤 宗徳
電話:03-6770-4305
メール:
[email protected]
この業務提携が、地域経済にとっての大きな一歩となることを期待しています。