富山の廃校をドローンスクールに再生！地域活性化への取り組み

富山の廃校がドローンスクールに

富山県魚津市に位置する旧片貝小学校が、特別なプロジェクトを通じて新たな学習の場へと生まれ変わります。運営を手掛けるのは、北陸の空株式会社が中心となるドローンスクールチーム。彼らは廃校を利用し、合宿型のドローンスクールを開設する計画を進めています。これによって、地域に新たな活力をもたらすことを目指しています。

プロジェクトの詳細と目的

このプロジェクトは「COREZOFAMILYFUNDING」というクラウドファンディングサイトで公表されました。目的は、旧片貝小学校を活用し、実践的なドローン操縦技術を学ぶ2日間の合宿型講座を通して、持続可能な教育環境を整えること。受講生は学科、実技、試験を1箇所で完結しながら、宿泊と食事を楽しめる利便性の高いコースを体験できます。

借りる資金の使い道

プロジェクトの重要な要素には、夏季用および冬季用の冷暖房設備の整備が含まれています。具体的には、合宿期間中の快適さを確保するためのスポットクーラー2台と冬季用にジェットストーブを整備し、年間を通じて学習環境を快適に保つことを目指しています。

目標金額は20万円ですが、これによりこの新たなドローンスクールが持続的に運営されるための土台が築かれます。また、支援者へのリターンには、COREZO限定の二等無人航空機操縦士基本コース受講券があり、通常217,800円のところ特別価格で提供されるプランも用意されています。

北陸の空株式会社の動き

北陸の空株式会社は地域密着型の教育活動を展開しており、ドローンスクール「ドローンキャンパス」を運営しています。これまでに2,000名以上の卒業生を送り出し、合格率は85.5%という高い水準。災害対応やインフラ点検などで活かされる実用的なスキルを持った人材育成に力を入れています。

地域の廃校を利用したこの新たなプロジェクトは、ただ教育の場を提供するだけでなく、地域の活性化と人材循環を促進する重要な取り組みです。参加したい方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。