東北電力とMBKデジタル、協業によるDX推進を発表
このたび、東北電力株式会社と株式会社MBKデジタルが、データ分析およびAI技術を駆使したデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に関する基本合意書を締結し、協業を開始しました。この連携は、地域社会における持続可能な発展と新たな価値の創造を目指しています。
DX推進への期待
東北電力は、2025年度の経営計画の中で、DXを成長の機会と捉え、既存事業の強化や新たな事業の創出に挑戦する姿勢を掲げています。これに沿って、MBKデジタルは「データとAIの力で志をカタチに。」というミッションのもと、企業のDX推進において重要な役割を果たします。
この協業により、両社は以下のテーマに沿った取り組みを通じて、地域の企業や自治体におけるDXの実現を目指します。
- - CX向上・販売マーケティングの強化: 顧客体験を向上させるための戦略を策定し、具体的な販売方法を革新します。
- - 地域のDX推進: 東北・新潟地域の企業や地方自治体に対するDXの支援を行い、その活動を広げていきます。
- - DX人材の育成: 地域のDX関連事業を強化し、次世代のデジタル人材を育成する取り組みも重要です。
各社のコメント
この協業について、東北電力の執行役員DX推進部長である大友洋一氏は、「MBKデジタルとの協業を通じて、当社のDX推進をさらなる高みへと加速させることができ、大変心強いと感じています。」とコメントしました。地域密着型の事業基盤と最先端のデータ分析技術を組み合わせることで、持続可能な地域社会の構築に貢献する意義を強調しています。
一方、MBKデジタルの代表取締役社長、芹澤新氏は、「2024年度からの東北電力のDX支援を通じて得たノウハウをもとに、地域のDX推進に貢献できることを光栄に思います。」と語り、この取り組みが地域の未来を切り拓く重要なステップであることを訴えました。
今後の展望
両社はこの協業を通じて、ただの技術導入に留まらず、地域に密着したビジネスモデルの革新を図る考えです。得られたノウハウや最先端の成果を将来的な標準ソリューションとして確立し、さらなるプロダクト化にもつなげていく予定です。この取り組みが地域の課題解決に寄与し、企業の担う責任を果たす一助となることが期待されます。
東北電力とMBKデジタルの手によるDX推進が、今後どのような実績を上げていくのか、大いに注目です。地域の皆さまに新たな価値を届けるために、これからも両社の挑戦に期待が寄せられます。