没後20年ロバート・ハインデル展が新潟で開催
ダンスの美しさをキャンバスに描いてきたロバート・ハインデルの展覧会が、新潟で開催されることが決まりました。ハインデルの作品は、彼が生涯をかけて追求した「美的領域」を体現しており、観る者に深い感動を与えます。彼自身が「人間が到達できる最高の美的領域」と称えたダンサーの姿は、リハーサルの真剣な表情や努力の瞬間を捉えた作品の中に息づいています。
展覧会の詳細
日程と会場
新潟会場では、2025年7月23日(水)から7月28日(月)まで、毎日午前10時から午後7時まで開館します。最終日は午後4時に閉場します。会場は新潟伊勢丹7階のイセタンアートギャラリーで、「SUMMER ART FAIR」内に位置しています。訪れるたびに新たな発見があることでしょう。
展示される作品
今回の展覧会では、ハインデルが残した約20点の原画と版画が紹介される予定です。その中には新発表の版画「レッド バー」、「イン ザ ウイング」、「ホワイトスカートⅥ」も含まれており、彼のダンスへの愛情と深い理解が感じられます。
ハインデルの人生と業績
ロバート・ハインデルは1938年にアメリカで生まれ、2005年に逝去しました。29歳で『タイム』の表紙を飾りながら、その後は多くの一流雑誌に作品を提供し、アメリカの代表的なアーティストとして活躍しました。1979年には、イラストレーターとしては最高の栄誉であるハミルトン・キング賞を受賞したのをきっかけに、ファインアートの領域へ転身。その後、バレエを題材にした絵画で名を馳せ、世界の名だたるバレエ団から公演前のリハーサルを描く機会を得ました。これにより、彼の作品は米国、英国、オランダ、日本などで広く認知され、称賛され続けました。
展覧会を楽しむために
新潟でのこの貴重な展示を見逃さないよう、スケジュールを調整してぜひ訪れてみてください。美しいダンサーたちが作品の中でどのように生き生きと表現されているか、その魅力を体験することができます。展覧会は、アートを通じてダンスの美しさとハインデルの情熱に浸る絶好の機会です。
企画・問い合わせ先
この素晴らしい展覧会の企画は、株式会社アートオブセッションが担当しています。その詳細や問い合わせは、こちらのウェブサイト(https://www.art-obsession.co.jp)でご確認いただけます。
ぜひ、ロバート・ハインデルの遺した豊かなアートの世界に触れてみてください。