新型業務用果物皮むき機「FAP-1001匠助」について
株式会社アストラが新たに発表した果物皮むき機「FAP-1001匠助」は、業務用としての効率性と使いやすさが大幅に向上したモデルです。福島県福島市に本社を構える同社は、1991年に設立され、農業用加工機器や省力化機器の開発・製造・販売を手がけています。
この新モデルの最大の特徴は、カラー液晶ディスプレイとアニメーション機能を搭載していることです。これにより、情報が視覚的に分かりやすく、ユーザーは直感的に操作できるように設計されています。ディスプレイのサイズも大きくなり、操作ボタンも容易に使えるため、初心者でも安心して利用できるようになりました。
新モデルの主な特徴
1. 視覚化された操作体系
新型FAP-1001では、皮むき調整がイラスト表示され、設定や操作が直感的に理解できるようになっています。さらに、新たに搭載されたアニメーション機能は、操作手順を視覚的に示しており、これもまた利用者の不安を軽減する助けになっています。これまでは専門的な知識が必要とされることもありましたが、新しいモデルによって、その障壁が大きく下がりました。
2. 処理能力の向上
この皮むき機は、1時間に最大1,200個の果物を処理することが可能です。旧モデルの瞬助(KA-700H)に比べて、処理速度は3倍以上向上しています。これにより、大量の果物を迅速に処理したい業務用ユーザーにとって、必須のアイテムとなるでしょう。また、イジェクターが搭載されているため、皮むき後の果物を自動で抜き取ることができ、作業者の負担を大幅に軽減します。
3. 幅広い対応果物
FAP-1001匠助は、リンゴやキウイ、オレンジなど20種類以上の果物に対応しています。特に、硬いビーツや大きな種を持つ桃なども、豊富なオプション部品を使用することで簡単に皮むきが可能です。また、レモンや柚子の皮を薄くむくこともでき、果物によって異なる皮むきの難易度を新モデルはしっかりとカバーしています。
4. 食品ロスの削減
アストラの新モデル「FAP-1001匠助」は、傷品や規格外品でも加工用原材料として活用することで、食品ロスの削減にも寄与しています。現代の食品ビジネスにおいて、このような持続可能性の高い機械は非常に重要です。
5. 安全性と清潔さ
本体は水洗いできるため、日常的な手入れが非常に簡単です。また、米国の衛生基準であるNSF認証、ヨーロッパの安全基準であるCEも取得しています。これにより、安心して使用できる環境が整っています。
無料デモの実施
現時点で、FAP-1001の性能を一週間体験できる無料デモを実施中です。実際に触れてみることで、その精度と使いやすさを体感していただけます。デモ機の申込みは公式サイトから簡単に行えます。
新しいFAP-1001匠助は、業務用の果物加工の現場において、効率性と操作性を兼ね備えた優れたソリューションです。果物の皮むきをよりスムーズに行いたい方は、ぜひお試しください。