スモールコンセッション専門家公募案内
国土交通省が推進する「スモールコンセッション」は、地域の遊休公的施設を活用し、地域課題の解決とエリア価値の向上を目指す取り組みです。この度、スモールコンセッションに取り組む地方公共団体に向けて、専門家の公募が開始されました。このプロジェクトを通じて、選定された7つの地方公共団体に対して、様々な課題解決のサポートが期待されています。
スモールコンセッションの取り組みとは?
「スモールコンセッション」は、官民連携の仕組みであり、地域資源を有効に活用することで、地域の持続的な発展につなげることを目指しています。遊休施設を活用することで、新たなビジネスモデルを模索し、地域交流や観光促進、教育機会の提供など多様な可能性が広がります。
専門家公募の概要
選定された対象地方公共団体に対して、スモールコンセッションの初期段階での課題解決を支援する専門家を公募します。応募資格として、既存建築物の活用やPPP/PFIに関する知見や経験が求められます。第1グループと第2グループに分かれており、応募期間も異なります。
公募参加資格
- - 既存建築物活用に関する専門知識を有し、企画競争説明書の要件を満たすこと
応募期間
- - 第1グループ: 令和7年4月2日(水)から4月23日(水)17時まで
- 神奈川県真鶴町: 旧真鶴町民俗資料館
- 愛知県安城市: 旧神谷家住宅主屋(本證寺史跡公園)
- 兵庫県姫路市: 旧濱本家住宅
- 奈良県奈良市: 旧柳生藩家老屋敷
- - 第2グループ: 令和7年4月2日(水)から5月9日(金)17時まで
- 北海道池田町: 旧高島小学校、旧栗林医院、旧職員住宅
- 静岡県下田市: 下田市役所旧庁舎
- 熊本県長洲町: 旧長洲中学校
応募方法と説明会
応募希望者は、調達ポータルを通じて「スモールコンセッション形成推進事業に関する企画競争の実施の公示」をご確認ください。また、事業に関するオンライン説明会が4月8日(火)に開催される予定です。参加する希望者は、必要事項を記入の上、指定のメールアドレスに送信してください。ただし、民間事業者に限られます。
成果報告会の開催について
スモールコンセッションプラットフォームでは、令和8年2月に「成果報告会(仮称)」が開催される予定です。このイベントでは、専門家や参加団体によるプロジェクトの成果が報告されることとなっています。地域の価値を向上させる取り組みに向けたこの機会を、ぜひご活用ください。
お問い合わせ先
詳しい情報は国土交通省のウェブサイトをご覧ください。専門家公募に関するお問い合わせは、総合政策局社会資本整備政策課の担当者にご連絡ください。
このスモールコンセッションの取り組みは、地方創生を担う重要なフィールドとなります。今後の展開に目が離せません。