プロッセル、ハレナスを子会社化し高専生のキャリア支援を強化
新潟県新潟市に本社を構える株式会社プロッセル(以下、「プロッセル」)が、愛媛県に拠点を持つ株式会社ハレナス(以下、「ハレナス」)を子会社化した。この取り組みは、高専生を対象とした採用支援とキャリア教育の強化を目的としている。
1. 子会社化の背景
プロッセルは、高専生のキャリアパートナー事業を展開しており、これまで多様な転職支援や教育事業を行ってきた。一方で、国内におけるデジタル・トランスフォーメーション(DX)の進展とともに、即戦力となる若手技術者の需要が高まり、多くの企業が高専生に注目している。
しかし、多くの企業が高専生と出会う機会が限られており、高専卒業生の求人倍率は大学卒業者と比較して高くなっている。これは、高専生が持つ情報の乏しさや特有の就職慣習が影響している。このような現状の中で、エンジニアとして活躍してくれる高専生を採用したい企業にとっても、適切な接点を持つことが難しいという課題が存在する。
2. ハレナスとの連携による強化
ハレナスは中四国・京阪神エリアにおいて高専生向けの合同企業説明会「With Kosen」を運営しており、業界内での実績が豊富である。プロッセルはハレナスを迎えることで、両社の強みを活かした新しい国際的なキャリア支援の枠組みを築くことができると期待している。具体的には、企業向けの採用支援と学生向けのキャリア教育をより一層強化することで、プロッセルの掲げるビジョン「高専人を幸せに。そしてその周りの人へ。」の実現に向けた速度を加速させることを目指している。
プロッセルの代表取締役CEO、横山和輝氏は「ハレナスとの連携により、『高専エコシステム』がさらに強固となり、技術者が正当に評価される社会を創造したい」と考えている。そして、今後も高専発企業のロールアップと新規事業創出に努め、高専コミュニティのさらなる活性化に貢献する意向を示している。
3. 代表者の思い
ハレナスの代表取締役、鎌田晴渡氏は「自社のノウハウだけでは解決できなかった高専生を取り巻く課題に対し、より広範なネットワークでチャレンジするためにプロッセルとの統合を決定した」と語る。ハレナスの持つ強い地域ネットワークとプロッセルのリソースを組み合わせることで、全国の高専生に質の高いキャリア機会を提供できると確信している。
4. プロッセルの事業内容
プロッセルは高専生向けの新卒採用事業や転職・副業支援、起業支援、教育事業など幅広く展開している。具体的な事業内容は次の通りである:
- - 新卒採用事業: 高専生を採用する企業向けに「With Kosen」を通じて接点を提供。
- - 転職・副業支援事業: 高専卒業生をターゲットにした転職エージェント「EnCycle Agent」を運営。
- - 起業支援事業: 起業を目指す高専生や教育機関への支援を行い、高専出身の起業家も支援。
- - 教育事業: プログラミング教室や高専への入学を目指した学習塾を運営。
プロッセルは2020年に設立され、日々新たなキャリアチャンスを生み出すべく活動を続けている。今後の高専生向け支援の展開にも期待が高まる。