高校生の食アイデア
2025-01-24 17:08:32

高校生が生み出した農業遺産メニュー「日本中がフォー!!!」が登場

農業遺産を活かした新メニュー「日本中がフォー!!!!」



2025年2月1日より、和カフェ『chano-ma 二子玉川』で特別メニュー「日本中がフォー!!!!」が登場します。このメニューは、農林水産省主催の「第2回高校生とつながる!つなげる!ジーニアス農業遺産ふーどコンテスト」でゴールド賞を受賞したアイデアを基にしています。

コンテストの背景


日本全国には、32の農業遺産地域が存在し、それぞれが独自の生産技術や文化を持っています。農林水産省は、この地域の大切さを広めるために、毎年高校生を対象にアイデアコンテストを開催しています。この活動は、地域の特性を次世代につなげる重要な取り組みです。

今回のコンテストでは、受賞したアイデアを実際のメニューとしてレストランで提供する新たな副賞が設けられました。これにより、若い才能が生み出した美味しい料理を通じて、農業遺産地域への理解を深めてもらう狙いがあります。

メニュー「日本中がフォー!!!!」の詳細


「日本中がフォー!!!!」の価格は1,580円(税込)。新潟県の「佐渡市の米粉」、石川県の「能登地域のいしり」、大分県の「国東半島宇佐地域の乾しいたけ」を使用した和風のフォーです。このメニューは、地域の農家を支援し、特に2024年に大地震に見舞われた能登を支える意義も込めています。

このフォーは、米粉を使った麺と、いしりが効いた和風スープの組み合わせが特徴で、まさに日本の四季を感じさせる一品となっています。素材の味わいを引き立てることで、地域の魅力を余すところなく伝えます。

地域の農業遺産を紹介


  • - 佐渡市の米粉: 「トキと共生する佐渡の里山」という農業遺産として認定されており、持続可能な農法を用いて生態系を守る努力がなされています。特に、米粉は新たな食感を生み出し、多くの人々に愛されています。
  • - 能登地域のいしり: 伝統的な魚醤であり、日本三大魚醤の一つとして知られています。イカやイワシを発酵させて作られるこの調味料は、深い旨味を料理に加え、食文化に根付いています。
  • - 国東半島宇佐地域の乾しいたけ: クヌギ林を利用した原木しいたけ栽培が行われており、その風味は他に類を見ない独特のもので、多くの料理に活用されています。

これらの地域食材を用いることで、応募した高校生たちは、それぞれの文化を表現した料理を完成させました。メニューは数量限定での提供となるため、訪れる際は早めの予約をお勧めします。

目指すもの


『chano-ma 二子玉川』では、この新しいメニューを通じて、農業遺産地域の魅力を広めるだけでなく、若い世代との交流を深めていきたいと考えています。おいしいお食事を楽しみながら、地域の農業の未来を共に考える時間をお過ごしください。


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