新潟発のAI医療ビジネス連携
新潟市を拠点に、AIを活用したビジネスモデルを推進するにいがたAIビジネス株式会社(NAB)と医療分野に特化したスタートアップ、BeyondUS株式会社が提携を結びました。この連携は、AIを通じて医療とビジネスの両領域において新たな価値を創造することを狙いとしています。
提携の背景と目指すもの
NABは「あなたにしかできない仕事をしよう」という理念のもと、中小企業に向けたAI導入支援や人材育成に取り組んでいます。これまでに幅広い分野での実績を持っており、地域のAI共創プラットフォーム「にいがたAIコミュニティ(NAC)」も運営しています。一方で、BeyondUSは新潟大学の医療人材が中心となって医療現場に特化した取り組みを進めています。AI技術を用いた医療知識共有プラットフォーム「MONJU」を中心に、医療の質向上を目指した商品開発を行っています。
両社の連携は、単なるビジネスの共創に留まらず、AIがもたらす可能性を広げ、地域社会の独自のモデルを構築することに重点を置いています。医療とビジネスをつなぐ新しい価値創造に向け、双方の知見を融合させることを目指しています。
提携による具体的な活動
このパートナーシップによって、両社は以下の具体的な活動に取り組んでいきます。
1.
AI活用支援: BeyondUSのサービスを全国展開するため、NABがサポート。
2.
AIリテラシー・ガバナンス: 教育機関や医療機関に向けたAIに関する理解を深める啓発活動を行う。
3.
人材育成: 医療従事者向けのAI教育コンテンツの開発と提供。
4.
研修・セミナー: 異なる分野の専門家を招いた研修や公開講座を共催。
5.
コミュニティ連携: NACとMONJUでのコンテンツの共有や支援を行う。
意義と未来への展望
大竹崇仁代表は「AIは道具であり、その役割は人間を支えること」と話し、AIを適切に活用することで人々が本来持つ力を引き出せる社会を目指しています。石野公基代表も、現場の医療者や学生が主体的にスキルを磨く環境を提供することが、医療の質や地域社会の持続への鍵だと強調しています。
両社は、人とAIの協調を通じて、持続可能なヘルスケアの未来を形成するためにさらなる挑戦を続ける意志を持っています。地域からの新しいアプローチが、全国そして世界へと波及することを期待し、共に新たな医療と教育モデルの実現に向けて進んでいきます。
企業概要
所在地: 新潟県新潟市中央区本町通7番町1098-1 WORKWITH本町 3F
設立: 2025年1月
URL:
https://www.nabai.jp
所在地: 新潟県新潟市中央区南笹口1丁目1-38 コープオリンピア808
設立: 2022年6月
URL:
https://beyondus.link
本件に関するお問い合わせは、各社の公式メールへお願いします。社会に向けた新しい価値を創出するこのパートナーシップの行く先に、注目が集まります。