三幸製菓荒川工場が自然冷媒設備を導入
新潟市北区に本社を持つ三幸製菓株式会社が、持続可能な未来を見据えた重要な一歩を踏み出しました。荒川工場において、環境に優しい自然冷媒を使用した最新の冷蔵機器を導入し、これまでの冷蔵技術を大きく刷新しました。この取り組みは、「コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業」として令和7年度に申請、先進的中小企業枠に選ばれ、2026年2月に完了予定です。
今回の新しい冷蔵機器は、従来のフロン系冷媒と比べて驚くべき点があります。それは、オゾン層破壊係数がゼロであり、地球温暖化に与える影響を大幅に低減することです。この技術は自然界に存在する物質を冷媒として利用するため、安全であり、人や地球に対して優しい選択肢として国際的にも注目されています。
この機器の導入により、温室効果ガスの排出量は従来比で約40%も削減できる計画です。電力の使用量の削減も期待されており、荒川工場の全ての主要冷蔵機器が自然冷媒に切り替えられました。三幸製菓は、今後新規導入する冷蔵機器についても100%自然冷媒化を進め、持続可能な生産体制の確立に努めていく方針です。
持続可能な社会への取り組み
三幸製菓グループは、さまざまなESG(環境・社会・ガバナンス)課題の解決に向けて、12の重要課題を整理し、サステナブル経営計画を策定しました。その中でも、「温室効果ガス排出量削減」が特に重要な課題として掲げられています。生産設備の効率化や輸送手段の見直しに加え、再生原料の活用を通じて、2030年までに2019年比で30%の削減を目指しています。
近年の環境への取り組み
- - 2025年2月: 荒川工場にガスタービンコージェネレーションシステムを導入。
- 【環境効果】: CO2排出量削減1700トン/年。
- - 2025年4月: 新発田第5工場にて再生可能エネルギー100%の電源を導入。
- 【環境効果】: CO2排出量削減1815トン/年。
- - 2025年11月: 新発田工場で太陽光発電を開始。
- 【発電面積】: 5800㎡、年間発電量1300MWh。
- 【環境効果】: CO2排出量削減520トン/年。
これらの取り組みの詳細情報は、
こちらからご覧いただけます。
三幸製菓について
三幸製菓は1962年に創業し、以来続く菓子の製造販売を手掛ける企業です。代表的な商品には、1977年に発売された「雪の宿」や、1975年の「ぱりんこ」をはじめとする多様なお菓子や、米粉を用いた「もちきゅあ」など、幅広く展開しています。
会社概要
- - 社名: 三幸製菓株式会社
- - 所在地: 新潟県新潟市北区新崎1-13-34
- - 事業概要: 菓子の製造販売
- - 公式ウェブサイト: 三幸製菓