新NISAはじめの一歩！最近の投資動向を調査

2025年2月27日から3月13日の期間、株式会社バリューファーストが「新NISA・投資」に関するアンケートを実施しました。この調査では、クラウドワークスに登録している10代以上の男女から350件の有効回答が得られ、ついに新NISAに対する理解や利用状況が明らかになりました。

新NISAがスタートして1年が経過したこのタイミングで、350人中105人が新たにNISA口座を開設したことが判明。つまり、約30%が新NISAを開始からの1年間で口座を持つに至ったわけです。この数字は、初めてNISA口座を作った人の割合としては決して少なくないと考えられます。

日本人が最も選ぶ投資手段はNISA

調査結果によると、新NISAを始めた人の多くが投資の入り口に選んでいるのが「NISA」です。次いで「株式投資」や「投資信託」と続いており、特にNISAはその知名度の高さから、多くの方々に支持されています。投資信託はプロが運用するため、初めて投資を行う人には入りやすい商品と言えるでしょう。

月々の投資額はどれくらい？

また、毎月どのくらいのお金を投資に回しているのかも興味深い結果が得られました。調査からわかったことは、多くの人が毎月1万円から3万円を投資に充てていることです。年収が200万円以下でも5000円未満を投資している人が多く、「毎月投資にまわすお金なんてない」と思っている方も少しずつでも始められることを示しています。

投資に成功したケースと失敗談

調査では、投資を始めて良かったこと、そして失敗談についても幅広い意見が寄せられました。成功した例としては、「月1万円を3年続けた結果、17万円の利益を得られた」といった具体的な数字が多く、金融知識が向上した体験を語る声もありました。また、投資で得た配当金が「第二の給与」のように安定していると語る方もいました。

一方、失敗談では「よく調べずに投資して損失が出た」「株価の暴落に巻き込まれた」などの声があり、場合によっては健康を害することもあると警鐘を鳴らす意見も目立ちました。特に、SNSや他人の意見に流されてしまったケースが多いようです。

まとめ

今回のアンケートを通じて、新NISAや投資に対する理解が深まったと思います。約30%が新たにNISA口座を開設し、投資のスタートを切るきっかけとなったことがわかりました。投資の第一歩として多くの人がNISAを選んでいること、及び月々の投資額が手軽に始められる金額であることが印象深い結果でした。この結果をもとに、今後の投資に関する政策も見逃せません。事前に十分な学びを深め、「流されない」投資を心がけましょう。