R-Labor開発の背景
2025-11-19 11:55:38

現場の人件費管理を変える新サービス『R-Labor』開発秘話

現場から生まれた『R-Labor』の開発ストーリー



オーエムネットワークは、シフト管理システム「R-Shift」で確固たる地位を築き上げてきました。しかし、その成功の裏側には、多くの現場との関わりを通じて浮かび上がった課題があります。それが「人件費管理」に関する問題です。現場の方々は、日々の運営と予算の狭間で悩む中、私たちは新たなソリューションの必要性を感じ、あたらしい人件費管理サービス『R-Labor』の開発に踏み出しました。

現場のリアルと抱える課題



小売やサービス業において、シフト管理は非常に重要な業務です。私たちは長い間、その運営に携わってきたことで、様々な現場の「リアル」に触れてきました。例えば、シフト作成を行いながらも、実際の人件費が月末の集計が終わるまでわからないという不安が蔓延しています。「本当に予算内で人件費を抑えられているのか」という心配は、店舗責任者にとって大きなストレスです。

また、年末調整の時期になると、シフトを調整しなければならず、その作業は毎年の負担となっています。こうした状況は、現場の社員が本来の業務に専念できない原因にもなっています。私たちが耳にしてきた声は、ただの作業負担ではなく、未来の見通しが立たないことによる不安感に満ちています。

見えないコスト管理の現実



人件費は企業にとって最大のコストではありますが、その管理はリアルタイムで行うことが難しい分野でもあります。勤怠データは月末に確定し、給与計算は翌月に行われるため、現場の状況を見越した経営判断が後手に回る状況が続いていました。この「タイムラグ」を解消することこそが、私たちの課題でした。

さまざまな店舗でこの問題を放置し、仕方がないと受け入れてしまっているところもあります。しかし、実際にはこの「見えないタイムラグ」が、現場と経営の間に大きな溝を生んできたのです。現場が実際にどのように人を雇い、コストをかけているのかを把握できず、経営者は適切な判断が下せない。こうした課題は、業務の効率化を阻む大きな障壁となっていたのです。

『R-Labor』の誕生理由



私たちの新サービス『R-Labor』は、現場での経験を基に、これまでの人件費管理を根本から見直す取り組みです。『R-Labor』の最大の特徴は、現場と経営がリアルタイムで同じ「いまの数字」を共有できる仕組みです。この仕組みによって、現場は正確なデータを元に人件費を先読みし、経営も適切な根拠を持って判断を下せるようになります。

  • - 現場が数字をいち早く把握し、予算を超えないようなシフトを組むことができる。
  • - 経営が状態を把握し、即座に対応できる。

これにより、現場のストレスが軽減され、数字に基づいた前向きな経営判断を下すことが可能になるのです。

未来への展望



『R-Labor』の開発は、単なるコスト管理の手段を超え、企業全体の意思決定プロセスを変革する可能性を秘めています。数字が見えることで、無理なく予算を遵守し、現場も経営も安心して業務に取り組める環境が整います。次回の連載では、具体的に『R-Labor』がどのような課題を解決しているのか、さらなる詳細をお伝えします。

会社概要


  • - 会社名: オーエムネットワーク株式会社
  • - 所在地: 新潟県新潟市中央区
  • - 代表取締役社長: 山岸真也
  • - 事業内容: 業務システム開発、シフト管理システム「R-Shift」
  • - 提供Web: オーエムネットワーク株式会社


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