新潟拠点のトキエアが新型機ATR42-600でローカルフライトを開始

トキエアの新型機によるローカルフライトの実施

新潟を拠点とするトキエア株式会社は、2025年4月2日に新潟空港に到着した新型機ATR42-600を使ったローカルフライトの実施を発表しました。具体的なフライト日は4月8日と15日で、いずれの日も朝8時55分に新潟空港を出発し、9時15分に同空港に帰着するスケジュールです。

快適さを追求したATR42-600の特徴

このATR42-600型機は、46席を備えていますが、特に前方の12席はシートピッチが32インチ（約81㎝）と広く設定されており、通常のシートピッチ29インチ（約74㎝）よりも足元にゆとりがあります。このため、より快適な空間を提供し、旅行者にとってストレスの少ないフライトを実現しています。トキエアが新型機を導入した背景には、地域の輸送ニーズに応えると共に、旅行の楽しさを提供したいという想いがあります。

安全性を重視したフライト

なお、今回のローカルフライトは機体の安全性を維持するためのものであり、お客様を乗せてのフライトではありません。安全性を高めるための重要な運行となる予定です。お客様を対象としたフライトとしては、春の越後平野を楽しめる遊覧飛行が企画されています。この遊覧飛行には現地集合プランや、バスツアー付きのオプションも用意されており、春の美しい風景を楽しむことができる絶好の機会となります。

トキエアの使命とビジョン

トキエアは、「革新的なモビリティサービスを通じて地域産業の活性化を目指す」というビジョンを掲げ、2020年に設立されました。このビジョンのもと、地球環境にも配慮した脱炭素運航を行うATR 72-600などのプロペラ機を使用し、各地へのアクセス向上を図っています。運航路線としては、「新潟＝札幌（丘珠）」「新潟＝名古屋（中部）」「新潟＝神戸」があり、ビジネスや観光、インバウンドなどに貢献することを目的として運航しています。