ばかうけアソートが5種から4種へ!新たな支援プロジェクトの発表
新潟市に本社を置く株式会社栗山米菓が、人気のお米スナック「ばかうけ」に関して重要なお知らせを発表しました。2025年3月31日から、ばかうけアソートのフレーバーを5種類から4種類に変更し、「甘口カレー味」を終了することが決まりました。これに伴い、告知ムービーも放送するという、驚きと切なさが交錯するニュースです。
原材料高騰の影響
昨今、原材料費、労務費、物流費、エネルギーコストの上昇が続いており、企業努力だけでは吸収しきれない状況が続いています。栗山米菓では、安心で美味しい米菓を提供するためにコスト削減と生産性向上に取り組んでいましたが、厳しい現実を前にフレーバー削減という難しい決断を下しました。
もともとばかうけアソートには、
青のりしょうゆ味、
ごま揚しょうゆ味、
チーズ味、
甘口カレー味、
コーンポタージュ味が含まれていましたが、これからは青のりしょうゆ味、ごま揚しょうゆ味、チーズ味、コーンポタージュ味の4種類に変更されます。具体的には、各フレーバーの数量も見直されており、青のりしょうゆ味が5袋になるなど、ボリューム感を維持しつつもコストを抑える形をとっています。
告知ムービー「言いにくいこと」を放送
ステイタスをも感じさせる「ばかうけ」の新たな告知は、3月3日より放送されるハリウッドザコシショウさん出演の「言いにくいこと」篇。楽曲には東京スカパラダイスオーケストラの「Wings Of Phoenix」が使用されており、彼の表情からは切迫感とともに悲しみがにじみ出ています。このキャンペーンは、甘口カレー味の終了という辛いニュースを「ばかでかく」伝えるコンセプトで製作されています。
甘口カレー派への救済支援プロジェクト
甘口カレー味を愛するファンへの特別な支援プロジェクトも実施されます。新潟のカレー屋さんとのコラボレーションによる「ばかうけ付・甘口カレーセット」が期間限定で販売されるほか、SNSでのシーズニングプレゼントキャンペーンも行われます。これにより、甘口カレー味のファンにとっても貴重な体験が提供される予定です。
カレー文化を育んだ新潟からの発信
新潟市はカレー消費が日本一ということで、地元のカレー店と共にばかうけの思いを届けることにも力を入れています。特に人気の店舗とタッグを組むことで、地域のカレー文化の促進にも一役買っているのです。
今後の展望
栗山米菓の代表、栗山敏昭社長は、甘口カレー味の完全終了を決めるにあたり「非常に悔しい決断だった」と語りましたが、それでもばかうけがこれからも身近に感じてもらえるよう努めることが何よりも大事だと訴えています。
これからも栗山米菓の製品には目が離せません。新しい挑戦とともに、皆様に支持され続けることを期待したいと思います。