岡山大学の情報交換会
2025-10-12 16:07:26

地域中核大学が集結!岡山大学主催の情報交換会が長岡で開催

岡山大学主催の情報交換会が長岡で開催



2025年8月29日、岡山大学を含む地域中核・特色ある研究大学が長岡技術科学大学で、遠隔操作機器の見学および情報交換会を実施しました。このイベントは、文部科学省が推進する「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の一環として行われ、岡山大学の技術部門から多くの関係者が参加しました。

参加した大学は、長岡技術科学大学、千葉大学、大阪公立大学、九州工業大学などです。岡山大学からは、総合技術部の田村義彦部長をはじめ、技術職員の堀格郎、堀金和正、飯田雄司が現地を訪れました。

遠隔操作技術の実演


ナカサキの分析計測センターには、顕微鏡やXRD装置など、さまざまな共用機器が整備されており、これらの機器はリモートで操作可能です。参加者たちは、実際にSEM(走査型電子顕微鏡)やEPMA(電子プローブマイクロアナライザー)を使用して、リモート操作の体験を行い、その過程でVPN接続やZoomを駆使した実演を通じて操作の使い勝手や課題について深い理解を得られました。

大学間の技術交流


情報交換のセッションでは、各大学の技術職員の組織や人材育成に関する取り組みが話し合われました。岡山大学の総合技術部は、技術職員の活動内容や組織体制について紹介し、リモート操作技術の教育、受託分析、研修会での具体的な活用事例がシェアされました。これらの情報をもとに、今後の大学間の連携強化や運用の展望について活発な意見交換が行われました。

研究基盤の強化に向けて


このような交流を通じて得られた知見やアイデアは、岡山大学における研究基盤のさらなる設備強化にも寄与するでしょう。また、リモートアクセスステーションの活用による研修や分析支援の向上も期待されます。岡山大学の総合技術部は、他大学や研究機関との積極的な意見交換を促進し、職員の高度化や研究設備の共用を推進していく方針です。

参加者のコメント


岡山大学のJ-PEAKSリエゾンである佐藤法仁副理事が、「長岡技術科学大学に厚く感謝します。J-PEAKSは研究大学群を形成し、教員のみならずすべての教職員がその役割を担う重要なプロジェクトです」と述べ、今後も各大学が連携しながら活発な活動を続ける意向を示しています。

また、すでに新潟大学での議論や、岡山大学を舞台としたワークショップの開催など、地域大学間の連携を深める取り組みが進行中です。これからも各大学が持つ専門性を最大限に活かしながら、研究の質向上に貢献していく姿勢が求められます。

今後の展望


岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学として、その活動に対する期待が高まっています。J-PEAKSに採択された大学群の取り組みは、地域社会や地球の未来に向けた革新の中核を担うものであり、今後もさらなる挑戦が続くでしょう。地域の皆様も、岡山大学や連携する大学の取り組みに注目していただきたいと思います。


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