自治体初!滑川市が革新的な組織改革に挑む
富山県滑川市が、日本の自治体として初めて「モノサシ」を導入しました。この新しい組織サーベイは、市の組織を可視化し、改革を推進するための重要なツールとして位置付けられています。柿沢副市長へのインタビューを通じて、この取り組みの背景や目指すべき方向性について詳しく解説します。
「モノサシ」とは?
「モノサシ」は、従来の組織サーベイとは異なり、個人の満足度に偏ることなく、組織全体の状況を可視化することに重きを置いた、全く新しい診断ツールです。これにより、組織内のコミュニケーションの構造を詳細に理解することが可能となります。強みや課題は客観的に把握でき、より効率的な組織改善のための指針を提供してくれます。
背景と目的
滑川市は、人的資本経営を基盤とした組織改革を計画しています。その目的は、「市民起点・市民共創」を実現すること。行政と市民が一体となり、より快適で住みやすい地域づくりを進めるためには、内部の組織をしっかりと整備し、効率的なコミュニケーションの促進が不可欠です。そのため、「モノサシ」の導入に至ったのです。
組織改革に向けた課題
滑川市では「モノサシ」を通じて、現状把握とともに、組織改善のための方針を策定しています。しかし、それに伴い様々な課題も浮き彫りになっています。例えば、職員間のコミュニケーション不足や、情報の共有が円滑に行われていない点などが挙げられます。これらの課題をどう対処するかが、今後の施策の大きな鍵となります。
今後の施策
「モノサシ」にもとづく分析結果をもとに、滑川市では具体的な施策を考案中です。コミュニケーションの促進を図るワークショップの開催や、職員の意見交換の場を設けることが計画されています。また、モニタリング機能を活用して、リアルタイムで組織状況を把握し、随時改善を図ることができる体制の構築も進めています。
まとめ
滑川市の「モノサシ」導入は、自治体における組織改革の新たなモデルとなる可能性を秘めています。市民とともに歩む改革を実現するために、今後の取り組みや進展が非常に楽しみです。新たなツールを駆使して、より良い滑川市を目指す市の姿勢は、多くの地域にとっても参考になるでしょう。
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モノサシサービスサイト
会社情報
株式会社モザイクワークは、人事コンサルティングを中心に組織改善を手がけている企業です。新潟オフィスも設立されており、地域に根差したサービスの提供を行っています。興味のある方は、ぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょうか。