津南醸造と東京大
2025-10-20 08:25:17

津南醸造が東京大学でオリジナル日本酒を発表しました

津南醸造が東京大学で日本酒を発表



2025年10月18日、新潟県の津南醸造株式会社が東京大学のホームカミングデイ2025「東大蔵元会」に出展し、自社の日本酒「郷(GO)シリーズ」3銘柄を提供しました。

このイベントには、東京大学の卒業生や研究者だけでなく、発酵醸造学や資源循環に興味を持つ人々が集まり、津南醸造が提唱する「科学とテロワールの融合」に基づく日本酒を楽しみました。また、津南町の発酵文化を広める役割で知られる「DJかもしたろう」さんが、出展ブースでの酒の説明を手伝い、賑わいを見せました。

郷(GO)シリーズの紹介



同社の「郷(GO)」シリーズは、津南町の豪雪地帯特有のテロワールと、最新の科学的な醸造プロセスを融合して生まれた革新的な日本酒ブランドです。今回出品した3銘柄は、それぞれ異なる食文化とのペアリングをテーマとしており、以下のような特徴があります。

  • - GRANDCLASS: 魚沼コシヒカリを使った酒で、米の頂点が生み出す純粋なテロワールの結晶。
  • - VINO: 和と洋の飲食文化をつなぐ発酵の力を強調した日本酒。
  • - DOLCE: スイーツ専用とした甘味と余韻を追求した特別な日本酒。

これらは、参加者に新しいスタイルの日本酒の楽しみ方を提案しました。

参加の意義と今後の方針



津南醸造の出展は、単に試飲イベントに留まらず、学問と食文化を結びつける重要な機会でした。研究機関とのつながりを強化し、日本酒が起点の新たな共同研究や国際的な展開の可能性を模索する良い機会となりました。

今後の津南醸造の計画には、以下の内容があります:
  • - 郷(GO)シリーズの機能性分析とウェルビーイング研究の推進。
  • - 酒粕ナノ素材に関する共同特許と大学発ベンチャーとの技術連携。
  • - 東京圏やASEANを視野に入れ、発酵文化を広める拠点の形成。

代表取締役のコメント



津南醸造の代表取締役、鈴木健吾氏は、「東京大学での出展は、単なる試飲イベントではなく、科学技術を社会に実装する事例として意識しました。日本酒は飲料でありつつ、発酵現象を通じた科学の結晶でもあります。豪雪地特有の自然環境と最先端の科学技術を組み合わせ、日本酒の新たな未来を切り開いていきます」と話しました。

津南醸造の概要



新潟県中魚沼郡津南町にある津南醸造は、日本有数の豪雪地帯で酒造りを行う酒蔵です。標高2000m級の山々からの天然水を利用し、地元産の酒米「五百万石」や「魚沼産コシヒカリ」を用いた酒造りが特徴です。また、地域との共生や革新を追求した独自のスタイルが評価されています。2025年には「越後流酒造技術選手権大会」で新潟県知事賞を受賞しました。

詳しい情報は、津南醸造の公式ウェブサイトをご覧ください。


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