ファミリーマートのふるさと納税が新登場！迅速な返礼品引換が可能に

ファミリーマートの新サービス『ファミマふるさと納税』がスタート

株式会社ファミリーマートは、2025年3月25日から新たなふるさと納税サービス『ファミマふるさと納税』を開始します。このサービスは、寄附後すぐに全国の店舗でお礼品を引換えできるという、これまでにない利便性を提供します。特に、返礼品がすぐに手に入るため、寄附を行った後の待機時間が短縮される点が魅力です。

利用の流れ：簡単・便利な新形態

このサービスを利用するには、まずファミペイアプリを介して専用サイトにアクセスし、寄附先の自治体およびお礼品を選択します。手続きが完了すると、即座にファミペイ内にお礼品の電子クーポンが届きます。この電子クーポンを提示することで、全国のファミリーマート店舗でお礼品を自分の好きなタイミングで引換えることが可能です。

第一弾として提供されるお礼品には、新潟県津南町の天然水や今治タオルハンカチ、さらにコンビニでおなじみのサラダチキンスティックなど、日常使いに最適な商品が選ばれています。寄附金額は1,000円からで、多様な商品がラインアップされています。

環境への配慮：持続可能な社会を目指して

この新サービスは、ファミリーマートの広範なインフラを活用しつつ、環境への配慮も考慮されています。通常のふるさと納税では、寄附後の返礼品受取りまでに数週間から数ヶ月かかることが多く、配送時の再配達の問題が発生することがあります。しかし、『ファミマふるさと納税』なら、身近な店舗での引換が可能なため、再配達の必要がなく、機会損失の軽減が期待できます。これにより、環境負荷を軽減し、持続可能な社会の実現に寄与することが可能です。

地域の声：自治体との協力による活性化

参加する自治体からは、このサービスによって地域振興や観光推進の機会が広がることが期待されています。新潟県津南町の町長、桑原悠氏は、ファミリーマートの都市インフラを活用することで、地域特産品の販路拡大に貢献できると考えています。また、地域の特産品や文化をより多くの人々に知ってもらえるチャンスも生まれると述べています。

一方、鹿児島県いちき串木野市の市長、中屋謙治氏は、全国のファミリーマートでの引換えによって、市の知名度向上に繋がると期待を寄せています。さらに、埼玉県三芳町の町長、林伊佐雄氏も、この取り組みがふるさと納税の新しい形として定着することを期待しています。