新潟県見附市に本社を構える株式会社FAMSは、2021年より販売を開始した人協働ロボットパレタイザ「CoboPal」に、最新アプリケーション機能「CoboPal+PLUS」を追加することを発表しました。これにより、さらに生産性の向上が期待されています。
FAMSは、安川電機のグループ会社として、数年前からパレタイズシステムの開発に取り組んできました。これまでに100台以上のCoboPalを市場に送り出し、省人化や重労働からの解放を実現してきました。この新たな取り組みで、さらなる生産性の改善が目指され、工場の効率化が進んでいくことが予想されます。
新機能のご紹介:CoboPal+PLUS
「CoboPal+PLUS」は、パレタイザにオプションで追加できる新しいアプリケーション機能です。これまでお客様からの多くの要望が寄せられていた、DX(デジタルトランスフォーメーション)や自動搬送、Onハンドといった機能を新たにラインナップしています。
- - DX: デジタル技術を活用することで、作業の効率化を図ります。
- - 自動搬送: 自動で物を運ぶ機能を搭載し、労力削減に貢献します。
- - Onハンド: 利便性を向上させ、操作性を極限まで高めます。
これらの新機能は、各工場のニーズに応じたカスタマイズが可能で、利用者の要望に応える形となっています。
製品ラインナップの充実
CoboPalは用途に応じて5つのモデルが用意されており、必要な機能がパッケージ化されています。そのため、選定や仕様の決定がスムーズに行えるのが大きな魅力です。「CoboPal+PLUS」を追加することで、カスタマイズがますます容易になり、運用の幅が広がります。
新たな操作モード「Touch-T」の登場
さらに、CoboPalに新たに搭載された「Touch-T」は、タッチパネルで品種登録ができる機能です。大画面のタッチパネルを採用しているため、ロボット操作に対して不安を感じるオペレーターでも、直感的に操作が可能になります。この改良により、現場での操作性が一層向上しました。
販売計画と今後の展望
新機能「CoboPal+PLUS」は、2024年12月から販売が開始され、2025年5月から納入が始まる予定です。この新しい取り組みにより、多くの企業がCoboPalを導入することが予想されます。FAMSは、今後もさらなる技術革新を追求し、顧客の期待に応え続けることでしょう。
人協働ロボットパレタイザCoboPalのさらなる発展に、これからも注目が集まります。生産現場の未来を変える可能性を秘めたこの技術に、多くの期待が寄せられています。