テラスカイが上越市から感謝状を授与される
2025年3月12日、水曜日、株式会社テラスカイが新潟県上越市から感謝状を受け取った。この感謝状は、同社が地域のIT教育推進に貢献したことを認められたもので、特にその活動が地域の未来を担う子どもたちに良い影響を与えていることが評価された。
テラスカイは2017年に上越市に初のサテライトオフィスを開設し、以来地域の学校でプログラミングやキャリア教育の出前授業を実施してきた。現在までに上越市内の小学校で45回、中学校で1校、専門学校で1校、そしてその他のイベントで10回、計57回の授業が行われ、通算約2300人の学生が受講したことになる。これに関わった社員の数は約130人にも及び、地域のIT人材育成に直接携わってきた。
授業の内容と成果
テラスカイの授業内容は多岐にわたるが、特に小学生向けのプログラミング授業が好評を博している。この授業では、Scratchというビジュアルプログラミングツールを使い、オリジナルのゲームを制作する機会を提供。授業を受けた子どもたちの約95%が「楽しかった」と回答し、約70%がITやプログラミングに興味を持つようになったという調査結果が出ている。このように子どもたちに対する教えは、単なる知識の習得だけでなく、将来の選択肢を広げるものともなっている。
さらに、専門学校ではノーコードを用いたシステム開発の授業も行い、実際にレストランの予約システムを開発するという実践的な体験を通じて、学生たちのスキルを高める取り組みを行っている。
今後の展望
上越市長の中川幹太様も、テラスカイの活動に対して感謝の意を表しており、「子どもたちにとって大変貴重な学び」とのコメントを寄せている。テラスカイは今後も地域のIT教育を支援し続け、2022年から取り組んでいる農福連携事業を通じて、地域の雇用創出や活性化にも貢献していく決意だ。地域と企業の連携が生み出す未来の可能性に目が離せない。
このような活動を通じて、テラスカイはただの企業に止まらず、地域社会に密着した存在として成長を続け、次世代を担う人材を育成している。今後の活動にも大いに期待が寄せられる。