自然の恵みあふれる妙高市
新潟県の南西部に位置する妙高市。この豊かな自然に囲まれた地域は、人口約3万人の人口を抱え、観光名所や温泉が数多く点在しています。特に日本百名山に数えられる妙高山は、美しい四季の移ろいを見せてくれ、毎年多くの観光客が訪れる原因となっています。令和5年度には500万人以上がこの地を訪れたと言われています。
このような自然の中で、若者の未来を考える新たなプロジェクトが始まろうとしています。このプロジェクトは、妙高市が策定した「次代を担う『子ども・若者』の成長・交流・つながりの場づくり」に基づいています。
若者支援のための居場所「みんなの寄り道BASE」
このプロジェクトの一環として、「みんなの寄り道BASE」という高校生のための居場所を開設します。このスペースは、高校生がリラックスできるだけでなく、自身の興味や夢を実現するきっかけを提供することを目的としています。居場所の特色は、多世代との交流が生まれることにあります。高校生は自由に集い、様々な活動を行うことで自己成長を促進することができます。
このプロジェクトの立ち上げには、地域おこし協力隊の制度が活用されています。ここでの役割はプロジェクトリーダーとして、居場所づくりをリードしながら、高校生の思いや目標に寄り添ったサポートを行うことです。リーダーは高校生に新しい視点を提供し、彼らの活動がより充実したものになるよう支援します。
高校生に向けた多様な活動とイベント
「みんなの寄り道BASE」の拠点となる「まちなか+(ぷらす)」という新しい複合施設は、令和7年秋にオープン予定です。ここでは高校生同士の交流が進むことを目指しています。また、地域でのアクティビティを通じて、学校や家庭では得られない経験を提供できるようなプログラムを考えています。
加えて、8月5日に予定されている「寄り道BASE高校生ワークショップ」では、参加する高校生の様子を見学するイベントもオープンされます。これにより、実際に高校生のアクションを見て、どのような活動が行われるのかを体感することができます。
高校生視点での地域活性化運動
妙高市内での高校生の活動をより広げるため、「MYO高校部」という団体が結成されました。この団体は、高校生が自ら地域をPRしたり、オリジナル商品を作り出したりするなど、地域へ向けた興味を引き出す活動を行っています。彼らの活動は、地域に対する愛着を育て、その結果として若者の定住を促進することにもつながるでしょう。
「みんなの寄り道BASE」は、このような高校生たちの活動を受け入れ、彼らが自由に表現できる場を提供する役割を果たします。この場所で高校生たちが持つ独自のアイデアや創造性を育むことで、妙高市のさらなる活性化を図る狙いです。
求める人材とそのやりがい
このプロジェクトでは、高校生の居場所を立ち上げるプロジェクトリーダーを募集しています。採用された方は、妙高市役所にて様々な研修に参加し、地域のニーズを把握したり、参加者とのコミュニケーションを図ったりしながら業務を進めていきます。また、プロジェクトの立ち上げを通じて、高校生との密接な関わりの中で彼らの成長を間近に見守る機会が得られます。
さらに、地域社会への貢献を実感できることも、この仕事の大きな魅力です。先進的な取り組みとして、「みんなの寄り道BASE」が全国の教育機関や行政機関に影響を与えることが期待されています。将来的に全国のモデルケースとなる可能性も秘めています。
まとめ
妙高市での居場所づくりに関心がある方、高校生との交流を通じて自分自身も成長したい方はぜひご応募ください。自然豊かなこの地域で、高校生たちと共に新しい未来を築く役割を担う絶好のチャンスです。このプロジェクトに参加することで、一緒に地域の魅力を再発見し、次の世代を担う若者たちをサポートしましょう。応募締切は2025年9月15日です。興味のある方はリンクをご覧ください。
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