上越市の高田城址公園「観桜会」をアニメで未来へ！美しい桜を守るプロジェクト

上越市の高田城址公園「観桜会」アニメ制作プロジェクト

新潟県上越市の象徴的な場所、高田城址公園。ここでは、毎年春になると魅力的な観桜会が行われ、多くの人々で賑わいを見せます。この度、上越市文化発信実行委員会は、2025年の第100回記念を迎える観桜会の歴史や魅力をアニメを通じて次世代に伝えるプロジェクトを立ち上げました。テーマは「美しい桜を、アニメで未来へ」。このプロジェクトでは、制作資金として400万円を集めることを目指しており、期間は2025年1月23日から2月28日までとなっています。この取り組みを通じて、地域住民や若者たちに桜の魅力と高田城址公園の重要性を再認識してもらうことを狙いとしています。

プロジェクトの背景と目的

高田城址公園の観桜会は、地域の春の風物詩として長年にわたり親しまれてきましたが、地域住民にとっては、単なるお花見イベントだと見られがちです。そのため、観桜会が持つ歴史的な背景や文化的な意義の認知度を高める必要があります。このアニメ制作を通じて、市民にその意義を伝え、次世代へと受け継ぐための意識を育てることが重要とされています。

アニメの内容

アニメの制作には、上越市出身の声優、宮原颯希さんがタカミ役を、夏目妃菜さんがナオ役を担当します。物語は、高田城址公園の桜の成り立ちを背景に、フィクションを織り交ぜたストーリー展開が特徴です。ナオは不思議な力を持つ兵士たちと共に桜を植え、その桜は瞬く間に咲き誇ります。一方、その美しい桜の背後には見えない苦悩が隠れており、果たして桜は人々を迎え入れるのか、またタカミがどのようにスピリットとしてナオと向き合うのか、さまざまな感情が描かれます。

クラウドファンディングリターン

このクラウドファンディングでは、支援を通じてアニメの壁紙やエンドクレジットへの掲載等、さまざまなリターンプランが用意されています。特に、5,000円からのプランにはアニメの場面を切り抜いた壁紙を送付する特典が、さらに50,000円以上の支援者にはエンドクレジットへの名前掲載が約束されています。

また、協賛金募集も行われており、MAISON GIVREEのウエディングシェフが監修した「高田の夜桜ケーキ」などの特典が用意されています。これにより、地域の特産や文化の発信も目指しています。