新潟の第四北越銀行がネクスウェイの本人確認BPOサービスを導入

ネクスウェイが提供する新たな本人確認業務の流れ

新潟県に本拠地を置く第四北越銀行が、株式会社ネクスウェイの「本人確認BPOサービス」を導入し、Web口座開設時の本人確認業務の効率化に成功しました。今回の取り組みは、近年の不正被害の増加を受けて、厳重な本人確認を求める政府の方針に応えるものです。この新サービスにより、口座開設などの手続きがこれまでの数時間からわずか数分で完了するようになり、顧客体験を大幅に改善しています。

背景

本人確認のための手続きには多くの時間がかかり、その間の顧客の途中離脱が課題とされていました。第四北越銀行は、こうした現状から脱却し、安全かつ迅速な本人確認プロセスの確立を目指していました。また、法令に遵守したセキュリティ対策も必要とされており、これを実現するためにネクスウェイのサービスが選ばれました。

対応内容

ネクスウェイの「本人確認BPOサービス」では、金融機関特有の高いセキュリティ要求に応えるため、過去に300社以上の金融機関においての実績があります。このサービスは、eKYCと連携し、本人確認業務をワンストップで提供します。特に、目視確認や情報の突合作業がアウトソースされることで、銀行の事務コストを削減し、人的リソースをコア業務に振り向けることが可能となります。

さらに、無駄のないオペレーションは顧客満足度を高め、第四北越銀行でも「離脱防止」に成功しています。今後は、政府の方針に沿った公的個人認証サービス（JPKI）への対応も視野に入れ、さらなるサービスの拡充を図る予定です。

顧客からの評価

第四北越銀行の取締役頭取、殖栗道郎氏は「このサービスを選んだ理由は、高いセキュリティと多くの金融機関との取引実績にあります。また、ネクスウェイが提供する安心感が大きな決め手でした」とコメントしています。

未来に向けて

ネクスウェイは引き続き、本サービスを通じて金融機関・事業者にとって「低コストで手軽かつ安全に利用できるシステム」を提供し、本人確認業務の効率化を進めます。こうした取り組みによって、顧客の利便性向上と、業務における事務コスト削減を図っていく考えです。

このように、ネクスウェイの「本人確認BPOサービス」は、ある意味で金融業界のさまざまな課題を解決する可能性を秘めています。金融機関の皆さまも、この流れの中で新たなビジネスモデルやサービスの展開を考える必要があるでしょう。

【参照】株式会社ネクスウェイの公式サイトネクスウェイや、第四北越銀行の詳細な取り組みについてご確認ください。