HKSとDefi、新たなアフターマーケット商品を共同開発！

HKSとDefiが協業、アフターマーケット向け商品展開

自動車用パーツメーカーであるHKS株式会社と、日本精機株式会社が手掛ける「Defi」が手を組み、自動車アフターマーケット分野に新しい風を吹き込む商品展開を発表しました。HKSの電子制御技術とDefiの高信頼性な計器製造ノウハウが融合し、今後さまざまな新製品が市場に登場することが期待されています。

業務提携の背景

HKS株式会社は1973年の創業以来、エンジンパーツやターボ、マフラーなど多彩なハイパフォーマンスパーツを提供し、世界中の車愛好者に支持されてきました。特にアフターマーケットでの製品開発は豊富で、自動車メーカー向けのOEMビジネスでも成功を収めており、最近では環境問題にも配慮した持続可能な開発に取り組んでいます。

一方、日本精機株式会社は1945年に設立され、主に車載計器の開発・製造を行っています。特に二輪車や四輪車のメーター、ヘッドアップディスプレイでは高いシェアを誇ります。Defiブランドは1995年に立ち上げられ、自動車の後付けメーターやディスプレイを手がけることで業界風に革新をもたらしてきました。

新たな市場価値の創造

今回の協業により、HKSとDefiはそれぞれが持つ専門知識や技術を結集し、市場価値を高める新商品を共同で開発します。HKSは車両の制御技術を生かし、Defiは高品質の計器製造に特化していることから、両者の強みが相乗効果を生むのは明らかです。特に注目されるのは、EV関連商品やハイパフォーマンスメーター事業といった新たな領域での展開です。

TOKYO AUTO SALON 2025での商品発表

両社が協業し開発した商品は、2025年1月に千葉県の幕張メッセで開催される「TOKYO AUTO SALON 2025」にて初めてお披露目されます。このイベントは自動車業界の最大のイベントの一つであり、多くの注目が集まる中での発表となります。HKSのブースは西ホールの1108、Defiのブースは同じく西ホールの215です。

期待される未来の展望

HKS代表の水口大輔氏は、「Defiと新たなコラボレーション商品を開発できることを大変光栄に思います」とコメントを寄せています。また、日本精機の佐藤浩一氏も「Defiの高信頼な技術とHKSのパワートレイン技術を連携させ、新たな商品を提供できることを大変嬉しく思います」と述べており、両社の今後の展開に強い期待が寄せられています。

これからのHKSとDefiのコラボレーションに注目です。どのような革新が生まれるのか、カーアフターマーケット市場で新たな風を吹き込む製品に目が離せません。