シフト管理クラウド「R-Shift」が革新をもたらす
新潟市に本社を構えるオーエムネットワーク株式会社が提供するシフト管理クラウド「R-Shift」が、重要な機能である「作業別人時管理表」のデータ集計速度を向上させ、最大20倍の高速化に成功しました。これにより、店舗運営の現場において、業務の効率化が一段と進むことが期待されています。
改善の背景と目的
「R-Shift」を利用している企業の平均店舗数が172店舗に達する中、蓄積されるデータ量が増加するにつれ、シフトデータや作業状況を集計する際に時間がかかるケースが増えていました。この状況は、分析作業を行う担当者にとって、待機時間が思考を中断させる要因となり、データに基づく迅速な意思決定を障害することになっていました。
そこで、オーエムネットワークは単に新機能を追加するだけでなく、既存機能の使いやすさを高めることがSaaS事業者としての大切な使命であると認識し、パフォーマンス改善を計画しました。
「作業別人時管理表」とは?
「作業別人時管理表」は、「R-Shift」のオプション機能で、店舗単位で「どの作業に・誰が・どれだけの時間を費やしたか」を明らかにし、人件費の配分や生産性改善のために活用されています。この機能は、全店のデータ比較や分析において極めて重要な役割を果たし、特に多店舗展開を行っている小売企業にとって欠かせない存在です。
データベース処理の見直し
今回の改修では、データ集計の中心を担うデータベースへの問い合わせ処理(SQL)を根本から再設計しました。従来は複数のデータを段階的に結合・集計していたため、サーバーに大きな負荷がかかる構成でしたが、新しい設計では必要なデータを効率的に取得することが可能になりました。これにより、データ量が増加しても、処理時間が大幅に増えることはありません。
実行時間の大幅削減
社内検証環境において、改修前と比較して集計処理時間が約95%削減され、最大で20倍以上の表示速度向上が確認されました。特に、データ量の多い環境ではその改善が顕著であり、数十店舗以上のデータを一括集計する際には特に効果が大きくなっています。
今後の展望として、オーエムネットワークは「作業別人時管理表」の改善を皮切りに、「R-Shift」のすべての機能においてパフォーマンス向上に努めていきます。顧客の事業成長に伴うデータ量の増加に対しても、快適な操作性を維持し続けることが私たちの責務であり続けると考えています。
これまでの10年以上の経験を生かし、現場の意思決定を支えるプロダクトとなるために、機能を拡充しつつ、既存機能の品質向上にも力を入れていく所存です。
会社概要
オーエムネットワーク株式会社
所在地:新潟県新潟市中央区
代表取締役:山岸真也
事業内容:業務システム開発、シフト管理システム「R-Shift」
提供Web:
オーエムネットワーク公式サイト