夏を乗り越える！アイスとかき氷の食べ方とトレンド調査

暑い夏を迎え、アイスやかき氷が食べたくなる季節がやってきました。株式会社mitorizが実施した調査によれば、今年の夏はアイスやかき氷を楽しむ頻度が過去にないほど高まっています。最近の消費者購買行動データサービス「Point of Buy®」を基に、アイスクリームと氷の食べ方や購買トレンドについて詳しく見てみましょう。

夏場にアイスとシャーベットをどれくらい食べる？

調査によると、アイスやかき氷を「週に2～3回食べる」と答えた人が26.4％に達し、さらに「週1回以上」が全体の72.3％を占めるという結果に。夏の定番おやつとして、アイスやかき氷がいかに人気であるかがわかります。

アイス vs かき氷：年代による嗜好の変化

「アイスクリームといえば」というと、58.3％の人がアイスクリームを選んだのに対し、かき氷は年代によって人気が変わります。特に高齢者層ではかき氷の人気が顕著で、60代以上の16.9％が選択しました。これは、シニア層にとっての懐かしさや味の深さが影響しているかもしれません。

暑い時に求められる冷たいフード

アイスやかき氷が食べたくなるタイミングは、53.6％が「暑いと感じた時」と答えるなど、気温が高い日には自然と冷たいおやつが欲しくなります。特にシニア層はこの傾向が強いようで、気温の上昇に合わせて購買行動が変化することが示されています。

購入時の重視ポイント

購入時に何を重視するかに関しては、68.4％の人が「味」を第一に挙げ、58.8％が「価格」を重視すると答えました。この2つの項目は他の要素よりも実に30ポイント以上の差があり、消費者が「おいしさ」と「価格の納得感」を重視していることが見て取れます。年代が上がるにつれて「味」への重視割合が高まり、若者たちは「価格」を気にする姿勢が強いこともわかりました。