観光列車の新たな挑戦
2025-05-30 11:37:23

新潟上越の観光列車がインバウンド向けに多言語化されて販売開始

新潟の観光列車「えちごトキめきリゾート雪月花」が新しい旅の形を提供



新潟県上越エリアで運行される観光列車「えちごトキめきリゾート雪月花」が、えちごトキめき鉄道株式会社とWILLER ACROSSの連携により、2025年からインバウンド観光客向けに多言語で予約販売されることが発表されました。この取り組みは、地域の魅力を外国からの旅行者に届けるための新たなステップとなります。

雪月花の魅力と運行概要


「雪月花」は、上越妙高駅と糸魚川駅を発着点とし、上越市、妙高市、糸魚川市の美しい自然を巡ります。その車両は「all made in NIIGATA」をテーマにしており、国内最大級の大きな窓を備えています。美しい日本海と壮大な妙高山の眺望は、旅のハイライトです。また、四季折々の新潟産食材を活かした料理が提供され、五感で地域の豊かさを楽しむことができます。

これまで「雪月花」は日本国内の旅行者や団体向けに販売されてきましたが、個人旅行者に十分な情報が届かず、そこに課題がありました。今回のWILLER ACROSSとの提携によって、インバウンド観光客に向けた商品を多言語で展開することで、アクセスが容易になります。

新たな体験の創造


販売は2025年6月2日から始まり、利用者は日本語、英語、繁体字、簡体字の4言語から選ぶことができます。WILLER ACROSSは、観光列車を提供するだけでなく、沿線地域の文化や歴史を深く理解できる体験を提案する方向でも共に取り組んでいくとのことです。今後は特別な旅のプログラムを通じて、地域の魅力をより多くの人に楽しんでもらえるよう、様々なコンテンツが用意される予定です。

期待される地域活性化


WILLER ACROSSの宿谷勝士社長は、「雪月花と上越エリアの魅力をインバウンド観光客に届けられることを喜ばしく思っています。地域の皆様と共に、より多くの人々にこの美しい場所を体験していただきたい」とコメントを寄せています。

えちごトキめき鉄道の平井隆志社長は、「新潟で製造された美しい車両から、上越の雄大な自然や新潟県産の食材を使った料理、そしておもてなしの精神で、訪れる皆様に特別な体験を提供したい」と話しています。この2社は、観光列車を軸にして地域の活性化に向けてさまざまな取り組みを進めていく見込みです。

まとめ


「えちごトキめきリゾート雪月花」が新たに多言語対応での販売を開始することで、国際的な旅行者に向けた新しい旅のスタイルが展開されます。新潟の豊かな自然や文化、食を楽しむことができるこの特別な旅が、地域の活性化にも寄与することが期待されます。興味のある方は、ぜひ予約サイト「WILLER TRAVEL」をチェックしてみてください。


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