地域活性化への第一歩！東北電力の挑戦「地域活性構想ラボ」

地域活性化への第一歩！

2023年11月、東北電力株式会社は新たなプロジェクト「地域活性構想ラボ」を始動しました。このプロジェクトは、地域のさまざまな課題を解決するための「人材」を育成することを目的としています。特に、地元社会人を対象に、約1年間にわたり「事業構想大学院大学」と連携したカリキュラムを提供し、彼らが地域活性化に必要なスキルと知識を学べる場を設けます。

具体的なカリキュラム内容

このカリキュラムには、アイデア発想法、クリエイティブ思考法、事業戦略フレームワーク、ファイナンスなど、地域に特化した実践的な学びが含まれ、各分野の第一人者によるゲスト講義も予定されています。全24回、平日の講義は4時間ずつ行われ、参加者は将来的な事業構想の基盤を築くことができます。

先行実施の概要

プロジェクトは2026年5月に青森県で先行実施される予定で、地元企業の経営者や自治体職員、社会起業家などを対象にする予定です。参加希望者は10名程度募集中で、募集期間は2026年3月末までです。また、同年3月には、青森県内で「オープンキャンパス」を開催し、活動の内容を広くお知らせすることも計画されています。

地域課題への対応

東北電力は、創立以来「東北の繁栄なくして当社の発展なし」という理念を掲げ、地域との共生を実践してきました。しかし近年、人口減少や少子高齢化、地域産業の衰退等が進行し、他地域に先駆けて様々な課題が顕在化しています。そこで、「地域づくりは人づくり」という考え方のもと、これらの課題を解決するための「人財」の育成が急務となっているのです。

東北電力は「地域活性構想ラボ」を通じて、地域課題解決に必要なスキルを学ぶ機会を提供し、地域社会における活力の源となる人材を育成していく方針です。これにより、地域活性化の「種火」を育て、持続可能な未来を築くことを目指しています。

今後の展望

このプロジェクトは、青森県での実施状況を見ながら、他県への展開も検討していく予定です。参加者には地域課題に対する理解を深める機会が提供され、同時に地域の未来を共に創造する仲間としてのつながりも生まれることでしょう。地域の方々とともに、今後も持続可能な社会を作るための取り組みを進めていく決意です。

詳しい情報は、以下の専用サイトをご覧ください。
地域活性構想ラボ専用サイト

地域活性化の実現に向けて、あなたも「地域活性構想ラボ」に参加してみませんか？