防災の日に注目！心温まる新たな防災グッズ「ポータブルレンジポーチ」

防災の日に考える“あたたかい食事”

毎年9月1日は「防災の日」。この日は、関東大震災を教訓として日本中の人々が災害への備えを再確認する日として制定されてから、すでに60年以上が経ちました。しかし、今日においても日本は地震や豪雨といった自然災害に頻繁に見舞われ、多くの人が避難を余儀なくされています。

そんな背景の中、新潟県燕市に本社を置く三ッ谷電機株式会社が開発した「ポータブルレンジポーチ」が注目を集めています。この商品は、クラウドファンディングサイトMakuakeにて展開され、オープンからわずか5日間で驚異の840万円を超える応援購入を達成しました。

画期的な防災アイテムの誕生

「ポータブルレンジポーチ」は、モバイルバッテリーの電力を利用して、レトルト食品やご飯を温めることができる新しい防災グッズです。コンパクトなA4サイズのポーチには、独自の三層構造が施されており、最大80℃まで加熱が可能。これにより、避難時においても温かい食事を楽しむことができるという利点があります。

なぜ「温かい食事」が必要なのか

災害時、多くの家庭ではレトルト食品やパックご飯を備蓄していますが、停電やガスの供給が止まることで、そのままでは冷たいまま食べるしかない状況になります。そんな状況の中で、たとえば「子どもに冷たいご飯を食べさせるしかなかった」といった悲しい体験をしている方も多くいます。「温かい食事」を用意できないことで無力感を感じることもあります。

そこで誕生したのが「ポータブルレンジポーチ」です。この商品は、火や水を使わず、簡単にモバイルバッテリーだけで温かい食事を提供することができるため、被災時の心の安らぎに寄与するのです。

ユーザーからの反響

実際にこのポーチを試した消費者からは、非常に好評の声が寄せられています。「軽キャンプカーを所有しているが、火を使わずに食品を温める器具を待っていた」との声や、停電時や被災時の必需品としての評価も得ています。また、この商品は非常用としてだけではなく、アウトドアや車中泊などの普段使いにも適しているため、非常に多機能なのが魅力です。