名建築「浮遊のいえ」が未来へ向けた修繕プロジェクトを始動
新潟県上越市高田にある「浮遊のいえ(旧北川邸)」が、築40年を迎えるにあたり、全面的な修繕プロジェクトを開始しました。このプロジェクトは、著名な建築家・原広司氏が手がけた住宅であり、彼の家族のための作品として1986年に誕生しました。2026年に「竣工40周年」を迎え、この特別なタイミングに合わせて、クラウドファンディングを通じて、さらなる支援を募ります。
修繕が必要な「浮遊のいえ」
「浮遊のいえ」という名の通り、このユニークな建築物は、周囲の自然と調和しながらも、どこか浮遊感を覚える造形が特徴です。しかし、築40年を迎えた今、建物は豪雪地域特有の厳しい環境にさらされ、屋根や内装の劣化が進んでいます。湿気や雪の重みによる影響から受けるダメージは深刻であり、特に内部の白銀色のクロスは剥がれが見られています。このままでは、貴重な建築文化遺産が失われてしまう危機に直面しています。
クラウドファンディングで支援を募る理由
浮遊のいえの代表である久野遼さんは、東京からこの建築物を引き継ぎ、維持管理に努めてきましたが、その努力だけでは限界があると感じています。今後10年間は、「登録有形文化財」としての認定を目指すための重要な期間であり、この制度の恩恵を受けるためにも、修繕を行うことが急務です。40年間の歴史が刻まれたこの住宅が50年、100年先も生き続けるためには、広く皆さんの支援を必要としています。
プロジェクト詳細
今回のクラウドファンディングは、目標金額800万円を設定し、2026年1月8日から2月28日までの期間中に支援が集まることを目指しています。資金は、「浮遊のいえ」の修繕費用やクラウドファンディングにかかる手数料に充てられます。また、支援者には多彩なリターンが用意されています。5,000円コースから100,000円コースまで19種類のリターンがあり、「限定ブックレット」や「旧北川邸の図面の額装」、「浮遊のいえ宿泊権」など、魅力的な特典が満載です。
今を支えて未来へ
古くからの建物が未来へとつながるためには、地域の人々や支援者の手助けが不可欠です。久野さんは「この建物を次の世代に伝えるために、皆さんの温かい支援をお願いいたします」と呼びかけています。「浮遊のいえ」は単なる建物ではなく、地域の文化や歴史を物語る重要な資産です。この修繕プロジェクトが成功し、さらに多くの人々に愛される場所となることを願っています。
まとめ
今、私たちがサポートすることで、未来に残るべき文化遺産を守る手助けができます。ぜひ、クラウドファンディングのページを訪れ、プロジェクトの詳細を確認し温かいご支援をいただけますようお願い申し上げます。未来のために、今、立ち上がる時です。