新潟県十日町市とテーブルクロス、地域活性化の新しい一歩
新潟県十日町市が、株式会社テーブルクロスと協定を締結したことが話題です。この協定は、地域活性化起業人制度を活用し、訪日外国人誘客の強化と地域振興を目指すもの。テーブルクロスは、訪日外国人向けの食・観光プラットフォーム「byFood」を運営しており、その専門知識を活かして十日町市の魅力を新たな形で発信する予定です。
派遣協定の背景
日本政府は2020年に「観光立国推進基本計画」を策定し、2030年までに外国人観光客を6000万人、旅行消費を15兆円に引き上げる目標を掲げました。このため、地方自治体への訪日外国人の誘客が非常に重要な課題となっています。十日町市は、雪国特有の文化、自然環境、豊かな食文化といった多彩な地域資源を持っているものの、訪日外国人にその魅力を十分に伝えられていない現状がありました。そこで、テーブルクロスとの協定が結ばれたことで、地域の魅力を海外に発信し、誘客を促進することが期待されています。
具体的な取り組み
この協定のもと、以下のような取り組みが行われます。
1. 観光コンテンツの造成と磨き上げ
地域の食文化や自然、伝統的な体験を活用し、訪日外国人旅行者向けの新しい観光コンテンツの開発が進められます。また、既存の魅力をさらに引き出すための磨き上げもされるでしょう。
2. 海外向け情報発信
多言語に対応したページやコンテンツを制作し、特に英語を中心に十日町市の魅力を伝えるための動画や記事が作成されます。これにより、訪日外国人に対して十日町市の情報発信力が大きく向上することが期待されます。
3. 地域事業者への支援
地域の事業者と連携し、訪日外国人旅行者を迎えるための環境整備や商品開発を行い、販売促進を支援するプログラムが実施されます。
4. 交流人口の拡大
絶え間ない情報発信や体験機会を提供することで、十日町市を訪れる人々が増え、地域に関心を持つ関係人口の創出を目指します。
地域活性化起業人制度とは
この制度は、一定期間民間企業の社員を地方自治体に派遣し、地域課題を解決するための支援を行うものです。テーブルクロスの社員が十日町市に派遣され、観光コンテンツの企画、海外向けの新たな情報発信を企画、推進していくことになります。
今後の展開
協定に基づく活動はこれからスタートします。市内の事業者や関係団体と手を組み、観光コンテンツの開発や効果的な英語情報の提供を進めて行く予定です。十日町市とテーブルクロスは、地域の持つ魅力を広く伝え、訪日外国人観光の推進、そして地域経済の活性化に貢献すべく、努力を続けていきます。
byFoodについて
「byFood」は、日本各地の食文化や観光体験を訪日外国人向けに発信するプラットフォームであり、予約1件あたり学校給食10食分を寄付する社会貢献活動も行っています。このように、観光と食文化の発信を通じて、日本の魅力を国内外に広めています。
今後の十日町市の取り組みに注目したいところです。