スペインからのバイク旅が松之山温泉で完結！文化交流プロジェクトの成果

スペインから14,500kmの旅が松之山で感動のゴールを迎える！

新潟県十日町市、松之山温泉――ここで特別なイベントが2025年7月22日に開催されます。スペイン人ライダー、フリオ・アラモ氏が「TORO EN MOTO（トロ・エン・モト）」という国際文化交流プロジェクトの一環として、スペインから14,500kmの単独バイク旅を経て、この地に到達するのです。このプロジェクトは、スペインのシェリーブランド「オズボルネ社」の“黒い牛（ブラックシンボル）”を世界中に設置し、バイクで巡る一大チャレンジ。これまでに彼が訪れたのは、スペイン、メキシコ、デンマークなど、世界各地に点在する黒い牛。ついに松之山温泉の黒い牛に辿り着くことで、アラモ氏は全てのブラックシンボルを制覇した唯一の人物として新しい歴史を刻みます。

この松之山温泉のブラックシンボルは、「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ」に設置されたアート作品としても知られています。この牛像は、スペインと越後妻有を文化的に繋ぐ象徴として位置づけられており、アラモ氏の旅はただの移動ではなく、文化交流の架け橋となる大切な活動と言えます。イベント当日は、地元のまつのやま学園の児童・生徒たちが彼の到着を待ち受けており、この授業の一環として異文化を実際に体験する機会にもなります。彼らにとっては、言語や国境を超えて世界と繋がる貴重な経験となるでしょう。

また、アラモ氏の旅の模様はスペインのテレビ局「アンテナ 3」でも特集が組まれ、全国規模での注目を集めています。これにより、松之山温泉が国際的な知名度を高めることが期待されます。