新潟発AIセミナー
2025-07-29 11:07:34

新潟のAI企業がコスタリカでオンラインセミナーを開催、未来に向けての知見を共有

新潟のAI企業、コスタリカ国立技術大学でオンラインセミナーを開催



新潟市に本社を置く "にいがたAIビジネス株式会社" が、東京の "株式会社コーポレートGPT" と協力し、コスタリカ国立技術大学(UTN)でオンラインAIセミナーを実施しました。このセミナーは、2025年7月16日および17日(現地は15日、16日)に開催され、在コスタリカ日本国大使館やJICAコスタリカ支所からの後援を受け、中米地域から300名以上の参加者を集める反響を呼びました。

学生と企業のために構成された充実の2日間



初日の7月16日は、学生向けに「生成AIとキャリア形成」をテーマにした講演が行われました。この講演では、生成AIの未来に向けた「学びの重要性」と「スキル育成」の具体的な方法が語られ、参加した学生たちからは「非常に興味深い内容で、現在のAIの位置づけや今後の発展が概観できた」との声が聞かれました。また、教員からも「内容が教育的で、良い活用法についてのヒントを得られた」という肯定的な意見も多く寄せられました。

翌日の企業向けセミナーでは、コスタリカの他、グアテマラ、ホンジュラス、パナマなどの企業関係者が集まり、AI2027レポートを基にした日本および世界のAI動向などが紹介されました。特に日本の中小企業におけるAI導入の成功事例は高く評価され、「日本ではこのテーマに関する発展が著しいことが明確となった」との感想も寄せられました。

生成AIへの関心が集まる質疑応答



セミナーの両日を通して、多くの具体的な質問が寄せられました。AIの実務や教育現場での活用方法に関する関心が高まり、参加者は熱心に講師陣との双方向のコミュニケーションを図りました。特に学生の約80%が日常的にAIを利用しており、78%が今後AI関連コースを受講したい意向を示しました。教員はAI活用を推進しつつも、教育倫理の課題に対する関心も高いことが分かりました。

企業参加者は実務に適したAIの活用法に強い期待を寄せ、「知識とスキルの不足が最大の障壁」と語る声も多く見受けられました。

コスタリカのデジタル政策と国際的な連携



コスタリカは中米地域でデジタル変革を推進し、G7広島サミット「広島AIプロセス」にも参加しています。本セミナーはそのような政策背景を踏まえ、NAB及びコーポレートGPTが支援を受けて実現した重要な取り組みでした。

関係者の声



セミナーを通じて、参加者たちはAIが生産性向上や意思決定支援にどのように寄与できるかを学び、次代の人材育成に貢献することへの期待の高まりを感じました。特に、にいがたAIビジネスの代表取締役、大竹崇仁氏は、「コスタリカと日本の接点を持てたことは貴重で、地方スタートアップにも国際的な舞台で活躍できる可能性があると感じている」と述べました。コーポレートGPTの照山浩由氏は、「多様性の中に共通の未来が見えると実感した。人間中心のAI社会原則に基づきながら、今後も社会課題解決に貢献していく」と語っています。

今後の展望



今回の取り組みを受け、にいがたAIビジネスとコーポレートGPTは、生成AIのユースケースと知見を世界に共有し続け、日本のプレゼンスを拡大しつつ国際的な連携を深めていく考えです。国際発展とAI共生社会の実現に向け、今後も積極的に取り組んでいきます。

詳細は、にいがたAIビジネス株式会社の公式サイトをご覧ください。


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