初開催の田植え体験イベントで新たな地域貢献を実現したヤマタネ

新潟県星峠の棚田で田植え体験イベントを開催

2025年5月31日、新潟県十日町市にある美しい景観で知られる「星峠の棚田」で、株式会社ヤマタネによる株主向け田植え体験イベントが初めて行われました。このイベントは、同社の株主優待制度を拡充した後の最初の試みとして実施されました。

株主優待とサステナビリティへの取り組み

ヤマタネは、2023年11月に発表されたように、株主の支援に感謝し、投資の魅力を高めることを目的に優待制度を拡充しました。この施策に併せて、経済的困難や担い手不足から存続の危機にある棚田の保全に向けた活動を開始しています。同社はNPO法人越後妻有里山協働機構と協力し、地域の美しい棚田を守る活動を展開しています。

準備と当日の様子

田植え体験は、2024年9月末までに1,000株以上の株を保有する株主が対象で、事前申し込み制で実施されました。イベント当日はあいにくの雨模様という天候にもかかわらず、全国各地から約50名の株主が集まり、田植えを楽しみました。

参加者は田植えを行った後、「にぎりびと」として知られる神谷よしえ氏に握られたばかりのおにぎりを味わうという特別な体験も享受しました。参加者の中には「素晴らしい思い出ができた」と語る方もおり、イベントの成功を喜ぶ声が相次ぎました。

次回予告と今後の展望

このたび参加した株主は、2025年9月に予定されている稲刈り体験イベントへの招待も受けており、地域と企業のつながりの強化が続いていくことが期待されます。

株式会社ヤマタネは今後も、持続可能な企業運営を目指した取り組みを推進し、創業から100年以上続くコメ卸業者として棚田保全のために尽力していく方針です。

このように、地域の美しい自然を守る取り組みと、株主との交流を深めるイベントが好評を得たことから、今後の活動にも大いに期待が寄せられています。