ローソンに導入されたSAPICAサービスが地域活性化を促進する

ローソンがSAPICAに対応：地域活性化の一歩

株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス（TMN）は、札幌圏の地域マネー「SAPICA」の決済サービスを、株式会社ローソンによって導入しました。これにより、北海道の全ローソン店舗728店舗において、SAPICAを用いた支払いおよびチャージが可能になります。この取り組みは、地域の利便性の向上を目指し、地域経済の活性化を後押しするものです。

SAPICA決済の利便性向上

TMNはこれまで、断続的に異なる地域マネーをローソンで使用可能にする取り組みを進めてきました。2016年から全国のローソンにおいて、電子マネーやクレジット決済サービスを提供しており、これしかも365日、24時間体制で行われています。今年度には熊本の地域マネー「くまモンのICカード」に対応する決済サービスも導入しており、SAPICAはその第二弾として登場しました。

地域マネーを利用する大きなメリットは、普遍的な決済方法に比べて地域経済の活性化に貢献する点です。地域の特産品やサービスを利用する際に地域マネーが普及すれば、その地域での消費も促進され、経済を支えることにつながります。

改修なしでの導入実現

TMNのテクノロジーによるアプローチでは、決済手段を地域マネーに適合させた共通システムを構築。これにより、ローソン店舗での大規模な改修作業を必要とせず、既存のサービスに新たな機能を追加するだけで導入を実現しました。また、他の地域マネーにおいてもこの共通システムが活用可能なため、今後更なるサービス拡大が見込まれます。

TMNの今後の展望

TMNは今後も地域の消費環境の向上を目指し、地域マネーの普及に貢献する取り組みを進めていく方針を示しています。電子決済とマーケティングの融合を図ることで、地域マネーの利用が広まり、地域活性化につながることが期待されます。教育や公共交通機関など、幅広いシーンでの利用が進んでいくことでしょう。

地域を支える決済サービス

TMNは2011年に、国内で初めてクラウド型の電子決済を商業化し、以降は電子マネーだけでなく、クレジット決済、QR・バーコード決済など、多種多様な決済手段を提供しています。これにより、スーパーやコンビニエンスストアにおいて大量に利用されており、110万台を超える決済端末がTMNのゲートウェイに接続されています。

TMNは、決済とマーケティングの新しいビジネスモデルを構築し続け、地域の経済を盛り上げていく取り組みを行っています。これからの地域マネーの発展と共に、さらなる資料実現が期待されます。