新たなリテールメディア時代の幕開け
株式会社ゲート・ワンと株式会社データ・ワンが、国内大手広告会社の電通との業務提携を発表しました。この提携により、双方が強みを活かし、リテールメディア事業のさらなる成長を目指します。
背景
近年、リテールメディア市場の成長は目覚ましく、小売業界における購買データや顧客との接点を持つオウンドメディアが注目されています。広告主は、購入の認知から実際の購入までを一貫して支援するフルファネル型のマーケティングソリューションを求めています。これを受けて、ゲート・ワン、データ・ワン、電通の三社は共同で取り組み、各社が持つメディアの力やデータ基盤を最大限に活用する方向に舵を切りました。
提携の狙い
提携の核となるのは、ゲート・ワンが展開する全国47都道府県に広がるファミリーマートの店舗ネットワークと、データ・ワンが所有する10兆円規模の購買データ。さらに、約6000万の広告IDを有する「Life-Liveデータ」を基に、電通の広告・マーケティング機能を融和させていく点です。これにより、リテールメディアセクターにおける新たな価値を創出することが期待されています。
具体的な取り組み内容
1.
ファミマTVの開発: ファミリーマートのデジタルサイネージ「ファミマTV」を日本におけるリテールメディアの中心的な媒体に成長させるため、広告主にとっての利便性を向上させる施策を取ります。これには活用領域の拡大や運用の高度化が含まれます。
2.
デジタル広告の強化: 「Life-Liveデータ」を使い、デジタル広告の販売を強化する施策を展開します。この中には広告配信やデータ分析の新サービス開発、各社の知見を基にしたPDCAサイクルの共同開発が含まれます。
3.
新規事業の検討: 三社のデータやノウハウを組み合わせて、リサーチやIP・コンテンツの活用を通じた新たなビジネスを模索します。
営業連携の強化
この提携をさらに推進するため、広告主に対する共同提案の体制を確立し、営業連携なども強化していきます。これにより、リテールメディアの活用機会を広げていく狙いがあります。
会社情報
- - 株式会社ゲート・ワン: 東京に本社を持ち、デジタルサイネージへのコンテンツ配信を行っています。そのネットワークは、日本全国のファミリーマートの店舗に広がっています。
- - 株式会社データ・ワン: 小売事業者の保有データを基にしたデジタル広告配信事業を展開しており、広告代理店業務も手掛けています。
- - 株式会社電通: 国内広告業界の大手であり、広範囲な広告・マーケティング機能を持つ企業です。
この共同事業は、広告市場における新たな潮流を生み出し、様々な業界に新しい価値を提供する可能性を秘めています。今後の進展が楽しみです。