「つなぐ声プロジェクト」の始まり
新潟市西区に拠点を置く「つぎて不動産」は、地域の皆さまからの口コミを活用して、児童養護施設への寄付を実現する「つなぐ声プロジェクト」を2025年7月1日より開始します。このプロジェクトは、地域への感謝と、2024年の能登半島地震で感じた未来への危機感から生まれました。
プロジェクトの概要
「つなぐ声プロジェクト」は、Googleの口コミ1件につき500円を新潟市の児童養護施設「新潟天使園」へ寄付する仕組みです。目標の100件に到達した場合には、さらに売上の一部を追加で寄付します。この取り組みは、地域の「ありがとう」を次の世代に繋げることを目指しています。
プロジェクトを立ち上げた背景
つぎて不動産は創業から1年が経ち、地域の皆様の支援に感謝しています。「自社の存在を知ってもらいたい」と思いつつも、単なる広告活動には意味がないと感じていました。そのため、地域貢献の方法を模索している中で「口コミ×寄付」というアイデアに辿り着いたのです。
今後も地域が活気ある場所であってほしいという思いに基づき、小さな会社でもできる形で地域貢献できる道を探求しています。
参加方法
口コミ投稿は非常に簡単です。参加者は、店頭やLINE、はがきなどからQRコードを取得し、Googleの口コミページにアクセスして体験を投稿するだけ。所要時間はわずか1分、あとは自動で500円が寄付されます。文章例も用意しており、「何を書けばいいかわからない」という方でも気軽に参加できます。
進捗状況の透明性
プロジェクトの進捗状況は、店内のPOPやSNSを通じて随時確認できます。最初の中間目標である50件の口コミが集まった段階で第一回目の寄付を実施し、その後、100件達成時には第二回寄付を行います。
今後の展望
将来的には、寄付先を他の児童や子育て支援施設にも拡大していく予定であり、「子育て応援企業」として地域に根づくブランドを形成することを目指しています。
このプロジェクトは単なる寄付活動ではなく、地域と施設、そして子どもたちをつなぐ重要な役割を果たします。あなたの口コミが、子どもたちの未来に光を灯し、地域の活気を取り戻す手助けになるのです。
新潟天使園の活動
新潟天使園は1947年に設立された児童養護施設で、さまざまな事情を抱える子どもたちを受け入れています。定員は40名で、日常生活や学習、社会性の習得を支援し、子どもたちの自立を促す取り組みを行っています。寄付金は学習支援やイベント活動、老朽設備の改修費用に活用されます。
町との絆を育てる企業へ
新潟市西区では若者の流出や空き家問題が顕在化しており、地域としてのつながりを強化する必要性を感じています。つぎて不動産は、ただの不動産業者ではなく、地域と共に育つ企業を目指しています。このプロジェクトは、そのための第一歩とも言えるでしょう。
CEOの関健吾は「地元に貢献できることを大切にしたい」との思いを語り、地域への感謝を形にするこのプロジェクトが、どのように地域に新たな息吹をもたらすのか、期待が募ります。あなたの声が、この地域の未来を支えます。
お問い合わせ
「つぎて不動産」へのお問い合わせは、公式ウェブサイトまたはお電話で受け付けています。地域への愛を込めた参加をお待ちしております。