新潟で誕生日を祝う新しい試み
新潟県上越市の洋菓子店『Patisserie Riz-Riz(パティスリー リ・リ)』が新たな取り組みをスタートさせました。この店は、認定NPO法人チャリティーサンタが主催する「シェアケーキ」プロジェクトに県内初の協力店として参加しています。このプロジェクトは、経済的な理由で誕生日を祝うことができない家庭の子ども達に、ホールケーキを届けることを目的としています。
誕生日ケーキを届ける意味
「シェアケーキ」プロジェクトは、経済的な理由から誕生日ケーキを用意できない家庭の子ども達に直接「おめでとう」と言える機会を提供します。新潟県で初めてのこの取り組みは、2026年1月より、対象となる家庭にケーキを提供することが決定しています。このプロジェクトに参加することで、地域の洋菓子店と支援団体が連携し、地域の子ども達に笑顔と温もりを届けることができます。
パティスリー リ・リの理念
『パティスリー リ・リ』は、新潟の豊かな食材、特にお米を使用したケーキ作りを行なっています。「新潟の食材を活かしたケーキ屋をつくりたい」という理念のもと、地元の素材を生かした商品を展開してきました。今回はチャリティーサンタの「子ども達に愛された記憶を残す」というミッションに共感し、地域の子どもたちが「自分は大切にされている」と感じる経験を届けるために協力店として名乗りを上げています。
唯一無二のケーキ作りを手掛けるパティシエの飯塚恵子さんは、「誕生日を祝ってあげられない子どもがいる現実に胸が痛む」と語ります。彼女は、自己の経験から「祝われる喜び」や「大切にされる気持ち」をケーキを通じて届けたいという強い想いを持っています。
プロジェクトはどのように運営されているのか
「シェアケーキ」プロジェクトは、2022年からスタートしました。調査によると、困窮家庭の約2割が誕生日ケーキを諦めている現実があります。この問題を解決するために、協力する洋菓子店が心を込めて作ったケーキが届けられます。具体的には、対象家庭が店頭でケーキを受け取り、直接「おめでとう」と声をかける形式です。
同プロジェクトに参加することで、子ども達に幸せな思い出を作る一助となることが期待されています。これまでには、約16,000台のケーキが届けられ、全国で約80の協力洋菓子店が参加しています。
子どもたちの笑顔を増やすために
本プロジェクトに参加した家庭からは、特別な日を祝う喜びの声が続々と届いています。経済的に厳しい状況から、毎年誕生日にケーキを用意できなかった家庭にとって、プロジェクトは夢のようなサプライズとなっています。子ども達がケーキを手にした瞬間の笑顔は、親にとってもかけがえのない経験です。
「今年はホットケーキではなく、素晴らしいケーキがある」と声をあげた子ども達の姿や、嬉しさのあまり顔中にクリームをつけた様子は、心温まる光景です。今後もこの試みを通じて、さらなる笑顔を地域に広げていきたいと思います。
参加の呼びかけ
支援の輪を広げるために、寄付を行う個人や法人、また新たにプロジェクトに参加したい洋菓子店を募集中です。あなたもこの取り組みに参加して、子ども達に笑顔を届ける手助けをしませんか?
この「シェアケーキ」プロジェクトが新潟県内の子ども達にとって、明るい未来の一歩となることを願っています。子ども達の誕生日に特別なケーキを届けるこの活動は、地域の絆を深めるだけでなく、未来を担う彼らの心に残る思い出を作り出します。