三浦小平二の再生
2026-09-04 20:41:11

人間国宝・三浦小平二没後20年、佐渡の小平窯再生プロジェクト

人間国宝・三浦小平二 没後20年の記念展と小平窯再生プロジェクト



新潟県の佐渡にある陶芸家、三浦小平二氏の生家であり工房「むみょうい常山小平窯」が、20年間の時を経て再生の道を歩み始めました。この試みは三浦氏が亡くなって20年となる2026年の節目に合わせて行われ、新潟伊勢丹での記念展を皮切りに、佐渡ショップや雪梁舎美術館における関連展示も予定されています。伝統の技と文化を未来へと繋げるべく、クラウドファンディングを通じて支援を募っています。

クラウドファンディングの概要



三浦小平二氏が這っていった道は、多くの人に影響を与えるものでした。しかし、亡くなった後、小平窯の環境は大きく劣化しました。屋根が劣化し、床にはカビが繁殖。雨漏りの影響で電気系統も不調をきたし、作品づくりが行えない危険な状況となりました。

このままではいけないと、北日本工芸株式会社が立ち上がり、再生プロジェクトを進めることを決定しました。集まった資金は、修繕に必要な費用として床・壁・天井の修理、カビの除去、雨漏りの修繕、電気系統の整備に使われる予定です。再生後には、三浦氏のデザインを転写したマグカップやフリーカップ、パン皿など、日常使いの陶器を制作することを目指すようです。

展覧会の開催



新潟の各地で開催される展覧会では、三浦小平二氏の卓越した技術と芸術的精神が称賛されることになるでしょう。氏がどのようにして佐渡の土を用い、青磁を生み出したのか、彼の芸術の変遷や製作の過程、そして彼が込めた思いを振り返る貴重な機会となります。また、再生プロジェクトと連動し、作品が生み出された窯の再生を目指していることが、さらなる意義をもたらすことでしょう。

無名異土と佐渡の伝統



三浦小平二氏が手がけた青磁は、佐渡の地の特性を最大限に生かしたものでした。彼の作品は「佐渡無名異焼」と深く関連し、この地域独特の赤土である無名異土を使用しています。この土は2024年に経済産業大臣から伝統的工芸品として指定されることが決まっています。三浦氏が生まれ育った佐渡の土が、彼の創作の基盤を築いたことは間違いありません。

伝統を守る意義



北日本工芸株式会社は、創業以来新潟の伝統工芸を支えてきました。三浦氏との長い関わりの中で、作品や工房の重要性を認識し、次世代に遺していく責任があると感じています。20年間閉ざされていた小平窯の扉を再び開くことは、ただの物作りを超えた文化的使命でもあります。クライマックスを迎える2026年、その瞬間に立ち会うための支援をぜひ、心よりお願い申し上げます。

お問い合わせ



詳細については、北日本工芸株式会社(新潟市中央区南笹口1-6-9、TEL: 025-243-0181)へご連絡ください。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: 三浦小平二 佐渡無名異焼 小平窯再生

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。