新たな店舗体験を提供する「デジロー」とは
回転すしの人気チェーン、スシローが新たに導入した「デジロー」。この大型タッチディスプレイは、客にとって楽しい回転すしの体験を提供しています。2023年9月末時点で、デジローは100店舗を超える展開を遂げました。
デジローが実現する体験
「デジロー」は、デジタルを駆使して回転寿司の楽しさを再現する一歩先を行く取り組みです。お寿司をタッチディスプレイに映し出すことで、流れてくるお寿司を見ながら簡単に注文ができる仕組みを持っています。また、複数の人間で同時に画面を操作できるので、グループでの食事をより楽しむことができるのが特徴です。
実際に、デジローを導入した店舗ではお客さまから高い評価を得ており、この度2024年度グッドデザイン賞を受賞しました。
地域に広がるデジローの導入
岡山県、福島県、宮城県には新たにデジローを導入した店舗が増えており、特に興味深いのは、県内初の試みとなる岡山新福店、いわき平店、あすと長町店です。これにより、スシローはすでに100店舗以上で新たな店舗体験を提供し、2025年までにさらにいくつかの店舗が開店する予定です。
新規オープンする店舗や既存の店舗でもデジローが導入されることで、今後も多くの人々に新しいスシローの楽しみ方を提案していく見込みです。
デジローの特長と機能
デジローでは、品揃えやお寿司の情報をタッチパネル上で簡単に確認できます。利用者は、自分の好みに合ったお寿司を選びやすく、また「すしナビ」という新機能により、意外なお寿司との出会いも可能です。トピックごとに商品が絞り込まれるので、選ぶ楽しみも増します。
さらに、クイズや豆知識を通じて、家族や友人との会話が盛り上がるのも魅力のひとつです。特にお子さま向けには、注文額に応じて楽しめる「だっこずしゲーム」が導入されていて、全員が楽しむことができる工夫が凝らされています。
業界の未来を見据えた取り組み
スシローの新たな導入の背景には、時代のニーズに応えながら新しい体験価値を提供し続けるという自身の強いビジョンがあります。回転寿司本来の楽しさをデジタルと融合させ、訪れる人々に新鮮な体験を届ける姿勢が今後の発展を約束します。
デジローを展開することで、スシローは「いつ来ても楽しめる店舗」を目指しており、ますます進化を続けるでしょう。
まとめ
「デジロー」は、ただの回転寿司の枠を越えた新しい食事体験を提供しています。デジタル技術によって、来店者はより楽しく、便利に寿司を楽しむことができるのです。新たな店舗体験がどのように進化していくのか、今後の展開に注目です。ぜひ一度、デジローでの新しい回転寿司を体験してみてはいかがでしょうか。