新潟県のSTEAM教育
2025-10-06 19:01:35

新潟県の高校生を対象に探究・STEAM教育が本格始動!未来の人材育成を目指す

新潟県が新たに始める探究・STEAM教育推進事業



新潟県は令和7年度より、高校生や中等教育学校生を対象とした「新潟県探究・STEAM教育推進事業」を始動します。この事業では、文理の枠を越えた横断的かつ探究的な学びを通じて、新潟県が直面しているさまざまな課題に対処するための人材を育成することを目的としています。これは新潟県教育委員会の主催のもと、株式会社Barbara Poolや一般社団法人STEAM JAPANの協力によって実施されます。

事業の特徴



このプログラムでは、独自のアプローチとしてデータサイエンス教育が重視されます。新潟県内の実際のデータを元にした体験型学習が提供され、生徒たちの問題解決能力や論理的思考力を強化することが目指されています。また、県内の高校や中等教育学校の連携を深めることで、企業や団体とのネットワークを構築し、新潟ならではの地域特性を活かしたプログラムを設計します。

この取り組みを通じて、学校の枠を超えた多様な学びの環境が整い、実社会に即した教育が提供されます。生徒たちは地域の特色を体感し、共同作業を通じて探究心を育む機会が与えられます。

探究・STEAM教育推進コーディネーター就任のお知らせ



この度、一般社団法人STEAM JAPAN代表理事であり、株式会社Barbara Poolの代表を務める井上祐巳梨氏が「新潟県探究・STEAM教育推進コーディネーター」に就任しました。彼女は新潟県教育委員会の太田教育長を訪問し、事業に対する意気込みや今後の展開について正式に説明しました。太田教育長からは、この事業への期待と支援が表明され、新潟県全体でSTEAM教育の推進が進むこととなります。

教育界の声



太田教育長は、「時代の変化に対応した教育の更新が急務です」と述べ、新潟県には伝統的なものづくりや農業に特化した地域があるものの、さまざまな地域からの人々が集まることで新たな化学反応が起きていると語りました。彼は、子どもたちが様々な人々と協力しながら探究・STEAM教育に取り組むことで、地域の力を実感し、深い学びの経験を得ることが期待されると強調しました。

井上氏は、次のように述べています。「社会は急速に変化し、正解のない課題に向き合う力が求められています。探究・STEAM教育は知識を学ぶだけでなく、自分で問いを立て、仲間と協力して問題解決に向けてチャレンジする力を育む新しい教育の形です。」

参加者募集中のプログラム「NIIGATA NEXT VISION LAB」



新潟の未来を作り出すために、高校生を対象としたプログラムが開催されます。「NIIGATA NEXT VISION LAB」はデータサイエンスとSTEAM教育を組み合わせた体験型学習イベントで、高校生の探究心や創造力を引き出すことを目的としています。当日は専門家による特別講演やワークショップ、新潟県内の高校生とのコラボレーションが用意されています。

概要


  • - 開催日:11月2日(日)
  • - 時間:9:30~16:30
  • - 対象:新潟県内の高校1~2年生、中等教育学校4~5年生(定員60名)
  • - 会場:ミライエ長岡(JR長岡駅徒歩5分)
  • - 参加費:無料
  • - 内容:データサイエンス×STEAM×地域課題を組み合わせた体験型学習プログラム
  • - 申込:参加希望者はこちらからお申し込みください(締切:10月26日23:59)

参加者には修了証が発行されますので、ぜひ奮ってご参加ください。また、今後のプログラムについての詳細は新潟県探究・STEAM教育推進事業公式ウェブサイトにて随時公開されます。

まとめ



新潟県では未来の人材育成に向けた新たな取り組みが始まります。「探究・STEAM教育推進事業」は、地域の特性を最大限に活かし、生徒たちの探究心を喚起するプログラムです。地元の高校生たちが新潟の未来を共に考える機会を是非お見逃し無く。


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