新潟のデータセンター技術
2025-10-20 03:57:15

新潟発!データセンターの新技術、ハイブリッド空調機『AirX™』が実証開始

新潟の冬を乗り越える新たな空調技術



新潟県湯沢町で進行中の革新技術が、注目を集めています。株式会社ゲットワークスと株式会社鎌倉製作所が協力して開発した、コンテナ型データセンター向けのハイブリッド空調機『AirX™』の実証実験が行われます。この新しい技術は、新潟の冷涼な気候と豊富な水資源を最大限に活用することを目指しています。

進化するAIとその背景



現在、生成AIの急速な進化が続いており、それに伴いGPUサーバーの需要も高まっています。このような高負荷サーバーを運用するためには、安定した電力供給が不可欠です。しかし、電力だけでなく、サーバーを適切に冷却するための空調能力も求められています。冷却設備には多くの電力と水が必要となり、データセンターは運用と環境保護の両立に苦しんでいるのです。

新たな解決策、ハイブリッド空調機『AirX™』



ゲットワークスはこの問題を解決するために、鎌倉製作所と提携し、『AirX™』の実証を開始しました。『AirX™』は、冷水コイル、直膨コイル、外気冷却機構を備えており、周囲の環境に応じた最適な冷却方法を自動的に選択します。これにより、コンテナ内の熱を的確に奪い、効率的に冷却を行うことが可能です。

日本は四季の変化が大きく、気候条件も様々です。従来の空調機では過剰または不足が生じやすく、資源が無駄に消費されることも多いのですが、『AirX™』は環境負荷を低減しつつ、高負荷IT機器を効率よく冷却できる省エネルギーのデータセンターを実現します。

実証実験の詳細と今後の展望



実証実験は2026年1月に行われる予定で、結果をもとに新たに設置されるコンテナ型データセンターへの導入を進めていく計画です。ゲットワークスでは、鎌倉製作所の『AirX™』と他社製の冷却機器を組み合わせることで、最新のGPUサーバー運用を可能にし、国内のAI・ITインフラ基盤の強化に寄与します。

お問い合わせと展示会情報



今回の取り組みについては、公式サイトやメールでの問い合わせが可能です。また、2025年10月22日~24日に開催される「Japan IT Week 秋 2025」で紹介ムービーを公開する予定です。興味のある方は、ぜひ現地に足を運んでみてください。

ブース番号は以下の通りです。
  • - ゲットワークス:第3ホールA10-2
  • - 鎌倉製作所:第3ホールA9-14

この新しい技術が、日本全国のデータセンターにどのように影響を与えるのか、非常に楽しみです。今後のますますの発展に目が離せません!


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